15*信じがたいもの ページ18
《XANXUSside》
フ「だが、今の貴様の反応で確信した。やはりラピスは異質な存在なのだな。」
X「………………あぁ。」
Aから殺気は感じられない。
俺はラピスの横の椅子に腰を下ろす。
すると、ネコが紅茶を俺の前に置いた。
……………よく出来ているものだ。
フ「紅茶で良かったか?」
X「どうでもいい。」
ラ「……………食べる?」
ラピスは赤いマカロンを俺に差し出す。
X「今はいい。お前が食え。」
ラピスは少し残念そうな顔をして、それを口に入れた。
フ「さて………聞かせてもらおうか?」
Aは楽しみで仕方がないとでもいうような顔をしている。
完全に信用をしているわけではないが、ラピスは悪い奴には懐かない。
俺は重い口を開く。
X「…………………ラピスには、変わった体質がある。」
フ「体質、だと?」
X「あぁ。」
俺は隣のラピスの頭を撫でながら言う。
X「コイツの体液は、あらゆる傷を無かったことにする。」
言ってみれば、万能薬。
だからこそ、様々な研究者に狙われる。
フ「それはどういうことだ?傷そのものをなくすということか。」
X「そういうことだ。」
俺はふと、この『体質』も魔術師と同じぐらい信じがたいものだと思った。
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MiA - また、機会があれば、読まさせていただきたいですし、この作品は何度も何度も読んでいて、心があったかくなります(^-^)風邪に気をつけて無理をなさらず、頑張って下さい!!ずっと応援してます(*^-^*) (2013年12月8日 11時) (レス) id: 9f43537076 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - MiA様>完結してまでのコメントありがとうございます!私自身も読み返しては、同じシーンをほくほくしながら見ておりますwまた、このような機会が設けられた際も、よろしければ見ていってくださいませm(__)m (2013年12月7日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - MiAさん» ありがとうございます!クロスオーバーは完結してしまいましたが、また機会があればよろしくお願いいたします! (2013年12月7日 23時) (レス) id: e1c255a2f7 (このIDを非表示/違反報告)
MiA - クロスオーバー凄く良かったです(^-^)vラピスちゃんとの会話や、ラピスちゃんがうさぎを抱っこしてるところが可愛くてヤバいです(*^^*)この作品が凄く大好きです(*^-^*)これからも頑張って下さい!! (2013年12月7日 23時) (レス) id: 9f43537076 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ありがとうございます!lotusさんのためにも、そのファンの方々のためにも可愛らしいラピスちゃんを書けるよう頑張ってます!私自身がlotusさんの作品が好きだから大切にしたいというものあるのですがw、続編でも頑張っていきます^^ (2013年10月9日 15時) (レス) id: 881cfdff06 (このIDを非表示/違反報告)
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