53もや ページ9
学園祭1日目が終了した。
生徒たちは各クラスに戻り、教室の片付けをしたり、明日の準備をしたり、今日の売上の集計などをしたりしている。
さわ｢本日のマドンナかふぇ♡の売上、12000円でーす！！
歓喜！！！！｣
女1｢うそ、やったじゃん！！｣
男1｢高畑さんのおかげだな！！｣
高畑｢私だけじゃないよ、みんなのおかげ！！
それに、赤葦くんも女性客に人気だったもんね！｣
男2｢確かに赤葦も貢献してたわ。｣
お花畑1｢やっぱりリンネと赤葦くんの美男美女コンビ、最強すぎる！！！｣
高畑｢そんなことないって〜！｣
本当は嬉しそう。
少し悲しいけど、仕方がない。
見た目で高畑に勝てる女子生徒など、この学校にはいないであろう。
そのくらい高畑は美少女なのだ。
性格の良し悪しは、今日の彼女の言動で微妙になったが……。
男4｢赤葦ー、オールバックだけじゃなくてさ、明日はもっとグレードアップさせてやろうか？？｣
赤葦｢え…？なんで｣
男5｢衣装なー、高畑さんみたいにさ、他の奴とは違うのにしたいんだよな｣
お花畑2｢それいいと思う！！｣
赤葦はまるで着せ替え人形のような扱いだった。
まあ、イケメンだから仕方ない。
男3｢おーい、先生がもう解散していいってよー！｣
男1｢んじゃ帰るか｣
お花畑3｢リンネ、赤葦くん、明日もよろぴくぴく〜♡｣
各々が帰る支度をし、教室から出ていく。
Aは赤葦に話しかけられたらまずいと思い、さわと共にそそくさと教室を後にしようとしていたところ、
急に肩をトントンされ振り返ってみると、話したくない人物がいた。
赤葦｢Aさん、一緒に帰らない？｣
A｢えっ、あー、赤葦くん…。
えぇとー、｣
高畑｢Aちゃん、今日はさわちゃんと予定あるみたいなの。
それより今日は私と帰らない？
赤葦くんに話しておきたいことがあるのー！｣
赤葦｢？え、｣
無理やり連れていかれる赤葦。
Aとさわの前を歩く高畑は後ろを振り返り、Aに向かって嫌味な笑みを浮かべた。
おまけに口をパクパクとさせている。
あ か あ し く ん は わ た し の も の
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黄々(プロフ) - 赤葦様信仰さん» えぇー！ありがとうございます！！ぜひ！完結までよろしくお願い致します！！！！ (2019年8月14日 12時) (
レス) id: ce367edb84 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦様信仰 - めっちゃいいです！完結まで、お付き合いさせてください！ (2019年8月12日 21時) (レス) id: e01aa47e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄々 | 作成日時：2019年6月5日 21時
