組分けの思い出 ページ47
「そして今まで支えてくださった先生方＿＿＿＿＿」
次の日、クロエが部屋に戻るとAは卒業の言葉の練習をしていた。
「あら、クロエ」
ク「お見事ね」
「ありがとう」
ク「あんたのそれ聞くたびにさ、もう卒業なんだなって思うよ」
「私もそう思う。七年間って早いよねー」
ク「レイブンクローに組分けされたときどう思った？」
クロエの質問にAは「んー」と首を捻る。
「でも私は被せた瞬間レイブンクローだったからなー。そっちのが驚いたよ」
ク「そういえばそうだったわね。あのときちょっと笑っちゃった」
「私もあの時は何が起こったか自分でもわからなかったよ。でも今はレイブンクローで良かったなって思う」
Aは部屋を見回して物思いに更けるような顔をする。
「クロエはどう思った？レイブンクローになって」
ク「あたしは簡単には決まらなかったからなー。グリフィンドールかレイブンクローかって」
「決め手はなんだったのかしらね」
ク「多分、Aと一緒が良いって言う気持ちかな？帽子も迷った末あたしの気持ちで決めたんじゃない？」
「なるほどね。なら私にも考える猶予がほしかったな」
ク「でも結果オーライでしょ？あたしもレイブンクローで良かったって思うもん」
クロエはAを見つめてつり目がちな茶色い瞳を優しく細める。
Aをクロエを見つめて微笑み返す。
「うん、誇りに思う」
ク「ま、ただアルバスにAを取られたのは心外だけどね」
「クロエってば」
ク「まあいいやつだってことは分かるから。あ、でも泣かされたら言いなさいよ！アイツの顔面にパンチしてやる！」
クロエは拳を握ってニヤリと笑う。
Aはその姿に思わず笑みを溢す。
「オーケー、覚えとく」
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ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！スコーピウスすごく可愛くて私も好きです！これからもアルバスとスコーピウスらしさを大切に頑張っていきますね♪ (2023年5月5日 11時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 主さんの小説大好きです！私はスコーピウスが推しなのですが、アルバス夢に出てくるスコーピウスもとっても可愛くて友達思いで最高です！応援してます(^^) (2023年5月5日 2時) (レス) @page50 id: 2df4511353 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです⸜ ෆ ⸝ (2023年2月23日 10時) (レス) @page6 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - 主さんの書くアルバス可愛すぎます。大好きです。 (2023年2月22日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年2月19日 19時
