飾り付け ページ24
バレンタイン前日。
アルバスとスコーピウスは完璧に出来上がったチョコレートを持って部屋に戻った。
連日のチョコ作りでアルバスとスコーピウスの部屋は何となくチョコレートの匂いが染み付いているような気がする。
ス「さあ後はラッピングだけだ！僕らのチョコレートは完璧だな。愛もこもってる」
スコーピウスはラッピング用のきらきらとした包装紙やらリボンやらを取り出した。
ア「うん、僕もできた方だと思う」
アルバスは机に置いた綺麗なチョコレートを見つめる。
同じものばかり作っているとだんだんそのチョコレートに愛着が湧いてくる。
ス「よし、ラッピングしよう。ローズはグリフィンドールだし、薔薇だからやっぱり情熱的な赤色のリボンだな」
スコーピウスはローズへの愛を語りながらチョコレートを綺麗な箱に入れ始める。
アルバスは青色のリボンを取り出して箱と一緒に机に並べた。
ちゃんとAは喜んでくれるだろうか、と考えながらアルバスは箱にチョコレートを詰めていく。
アルバスのチョコレートならなんでも嬉しいと言っていたがそれでもやはりAにとって一番のチョコレートを贈りたい。
ス「アルバス、できたか？」
ア「うん、できた_______」
アルバスは最後に魔法で箱とリボンを可愛らしくデザインして花の飾りをつけた。
ス「ワーオ！アルバス、そんなことできるのか」
ア「うん、これ僕らの近くでチョコレート作ってたグリフィンドールの女の子たちがやってただろ？」
ス「あー！やってたね！今にも花火が飛び出そうなぐらいにギラギラのチョコレートを作ってた」
ア「それでちょっとやってみたんだ」
ス「うん、すごくいいと思う！Aきっと喜ぶね」
スコーピウスは「僕もやろうかな」とアルバスの隣で余ったチョコレートを食べて杖を取りだした。
アルバスは完璧に出来上がったバレンタインチョコを机に置いて保存呪文をかけた。
今まではバレンタインなんて自分には縁のないことだと思っていたが、Aに出会えてこんなにもバレンタインが楽しみだと思えた。
色々な感情や楽しさを教えてくれたAに喜んでもらえるようにと、アルバスは願いながら明日を待った。
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ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！スコーピウスすごく可愛くて私も好きです！これからもアルバスとスコーピウスらしさを大切に頑張っていきますね♪ (2023年5月5日 11時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 主さんの小説大好きです！私はスコーピウスが推しなのですが、アルバス夢に出てくるスコーピウスもとっても可愛くて友達思いで最高です！応援してます(^^) (2023年5月5日 2時) (レス) @page50 id: 2df4511353 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです⸜ ෆ ⸝ (2023年2月23日 10時) (レス) @page6 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - 主さんの書くアルバス可愛すぎます。大好きです。 (2023年2月22日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年2月19日 19時
