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それからイースター休暇に入り、Aたち七年生はよりいっそう勉強にうち込むようになった。
「えーっとここは...」
部屋でAが勉強しているとクロエが現れる。
ク「お疲れ、大丈夫？ちょっと休憩したら？」
クロエはAにココアを手渡す。
「ありがとう。ちょっと休憩にするよ」
Aはココアを一口飲んでじんわりと体の中にココアが通っていくのを感じる。
ク「勉強はどう？」
「順調かな」
ク「ならよかった」
イースター休暇が始まって２日が経過したが今のところカツカツに計画を立てているAはアルバスに会えていないようでAの心がどうなっているのかクロエにも分からなかった。
「なんかさ、」
椅子にもたれ掛かったAは昔を思い出すようにゆっくりとした口調で語り始めた。
「入学したのが昨日のことみたいなのにもう卒業だなーって」
ク「そうね...楽しかった」
新品の制服に袖を通してホグワーツに入学した一年生。
二年生になったら後輩が入ってきて少し大人になったような気分だった。
三年生ではみんなちょっと大人びてきて目まぐるしい学校生活に着いていくのが大変だった。
四年生になったら落ち着いてきたかと思ったけど来年になったら大切な試験が試験があることに気づいて。
五年生は初めての大切な試験に緊張しだけど友達と支えあって乗り越えた。
六年生になったら七年生の卒業式を見て、自分も来年は卒業かって。
そして七年生。
なんの接点もなかったアルバスと出会って、好きになって毎日が更にかけがえのないものになっていった。
「本当に楽しかった。みんなに会えてよかった」
ク「A...」
クロエはAをそっと抱きしめた。
「どうしたの、クロエ」
ク「だってなんかあんたが消えちゃいそうな気がして...」
「なにそれ、消えたりしないよ。大丈夫」
ク「うん...」
クロエの癖毛を撫でたAはぼんやりとアルバスのことを考えた。
考えたら会いたくなって、咄嗟に別のことを考えた。
ダメだ、今日のノルマが終わるまでは。
Aは頭をブンブンと振ってクロエを抱き締め返して気をまぎらわせた。
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ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！スコーピウスすごく可愛くて私も好きです！これからもアルバスとスコーピウスらしさを大切に頑張っていきますね♪ (2023年5月5日 11時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 主さんの小説大好きです！私はスコーピウスが推しなのですが、アルバス夢に出てくるスコーピウスもとっても可愛くて友達思いで最高です！応援してます(^^) (2023年5月5日 2時) (レス) @page50 id: 2df4511353 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです⸜ ෆ ⸝ (2023年2月23日 10時) (レス) @page6 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - 主さんの書くアルバス可愛すぎます。大好きです。 (2023年2月22日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年2月19日 19時
