八十二話 ページ34
ス「眠いなあ、1限目は変身術_______マクゴナガル先生だ。絶対寝るなよアルバス」
ア「努力はするよ」
階段を上がり切り、廊下を歩いているとジェンキンズに話しかけられる。
ジ「スコーピウス、」
ジェンキンズはアルバスには目もくれず、ただスコーピウスだけを見つめている。
スコーピウスはさっとアルバスの後ろに隠れる。
ジ「どけよ、ポッター」
ア「どかない」
ジェンキンズはアルバスの言葉に苛立ちを隠せない。
ジ「お前になんの権利があってそんなこと言えるんだよ、お前はスコーピウスのただの友達だ」
ア「友達じゃない」
アルバスはスコーピウスの手を繋ぐ。
スコーピウスもアルバスの手を繋ぐ。
ジ「じゃあなんなんだよ」
アルバスは一呼吸置いてジェンキンズを真っ直ぐ見る。
ア「僕はスコーピウスの恋人だ」
ジ「は…？」
ジェンキンズは目を見開いてアルバスを見る。
ア「聞こえなかったか？僕はスコーピウスの恋人だ。だから彼に近づくな」
アルバスはもう一度ハッキリと言う。
ジ「嘘だ、そんなわけない」
スコーピウスはアルバスの背中を抱きしめる。
ス「ホントだよ、僕アルバスと付き合ってる」
ジ「信じない、どうせスコーピウスに手を出すやつがいなくなるようにするためにそうやって口実を言ってるだけ
だ」
ス「違うよ、本当だから」
しかしジェンキンズは「信じない、絶対に嘘だ！」と言って走っていく。
ア「僕らをバカにする時は信じてたくせに、いざこうなるとこれだもんな」
アルバスは呆れてジェンキンズの小さくなっていく背中を見る。
ス「アルバス、」
ア「ん？」
スコーピウスは廊下の少し奥にアルバスを引っ張り、強く抱きしめる。
ス「嬉しかった。恋人って言ってくれて」
アルバスは心地いい胸の苦しさに襲われ、スコーピウスを抱きしめ返す。
ア「当たり前だろ、覚悟はできてるってあの時言ったんだから」
ス「うん、ありがとう」
アルバスはもう少しの間、スコーピウスを抱きしめていたかったが、朝食を摂らないといつも以上に授業に集中できないのは目に見えていたので大広間に向かう。
スコーピウスは席に着くとカットされてリンゴをお皿に装って食べ始める。
少し離れたところにはジェンキンズもいてスコーピウスをじっと見つめている。
アルバスもまたスコーピウスを見つめながらパンを食べていた。
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ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
