七十九話 ページ31
夕食が終わると生徒たちはわらわら自分の寮に戻って行く。
アルバスはスコーピウスと並んで歩きながらスリザリン寮へと向かっていた。
ス｢お腹いっぱい！明日からは授業だし頑張るぞアルバス｣
ア｢僕は眠い予感しかしないけどな｣
それかただただスコーピウスを見つめるか。
すると赤毛をふわふわと揺らすローズが二人の元に来て足を止める。
ス｢ローズ、久しぶり｣
ロ｢久しぶりね______その様子じゃおじさんたちに話せたのね｣
ア「君ってなんでそんなになんでもわかるんだよ、驚きを超えてちょっと不気味だな」
ロ「あら、あなたのことならなんだって知ってるわ」
ス「君って時々おっかないね」
ロ「ジェンキンズたちには何かいわれた？」
ローズは声を潜めて問いかける。
ア「いいや、今のところは何も______でも油断はできないな」
アルバスはスコーピウスを見る。
スコーピウスは困ったようにアルバスを見る。
アルバスはスコーピウスの髪を優しく撫でてスコーピウスを安心させる。
ア「大丈夫だスコーピウス。君のことは僕が責任もって守るし、誰にも触れさせない」
誰かがスコーピウスに触れるのはアルバスが嫌なのだ。
ス「僕もアルバスのこと守るからね！」
スコーピウスはアルバスを見つめて力強く言う。
ロ「あなたは自分の身を守る方が先よ」
しかしローズにピシャリとそう言われる。
ア「ありがとう、スコーピウス。でも確かに君は自分のことを守った方がいいかも」
ス「そうかな？」
ロ「どっちにしろだけど______とにかく、ジェンキンズ辺りの連中には気をつけることね」
ア「うん」
ロ「私も監督生として彼らのことは見張っておくわ」
ア「ありがとうローズ」
ロ「それじゃ、私はこれで」
ローズはヒラヒラと手を振ってグリフィンドール塔の方へ続く階段を上がっていく。
ア「僕らも戻ろう、スコーピウス」
ス「うん」
アルバスとスコーピウスも寮に向かって再び歩き出す。
階段を降りているとジェンキンズたちの連中がスコーピウスの横を通る。
ジェンキンズはどうやって狙おうかと言う目で探るようにスコーピウスを見ていった。
スコーピウスはジェンキンズの視線に怖くなりアルバスの手を掴む。
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ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
