五十二話 ページ4
ス｢僕、ずっとアルバスと一緒にいたいな｣
スコーピウスはアルバスの薄い胸板に頬を寄せて目を閉じる。
出会った時はスコーピウスのこんなところが見れるなんて思ってもいなかった。
ア｢僕らずっと一緒じゃないか｣
アルバスは心の片隅で卒業後はどうなるんだろうと考えた。
親には友達としてスコーピウスと同居すると言ったらきっと分かってくれるだろう。
でもアルバスはスコーピウスと恋人として同棲したい。
それに友達として同居するならいつかは怪しまれる時が来るかもしれないし、あの夜にハリーにどうせ何か勘づかれたに決まってる。
家に戻ったら何か言われるかもしれない。
もしスコーピウスを友達以上として認められないと言われたら？
絶対にスコーピウスと離れたくない。
アルバスはスコーピウスを強く抱きしめてスコーピウスの肩に顔を埋める。
ア｢スコーピウス…絶対離れたくない｣
ス｢急にどうしたんだよ、そんなの当たり前だろ？｣
当たり前のことをいとも簡単に与えてくれるスコーピウスは不思議そうにアルバスを見る。
ス｢僕アルバスが好きだよ｣
ア｢うん、僕もスコーピウスが好き｣
ス｢君って時々深刻そうだなあ。思春期ってやつだな｣
スコーピウスはアルバスの髪を撫でてクスクス笑う。
アルバスはスコーピウスを抱きしめたままベッドに寝転ぶ。
ア｢僕たちってさ、多分一生広いベッドを広く使えないよな｣
スコーピウスは｢え？あー、確かに｣と笑う。
アルバスとスコーピウスは付き合ってからというもの、寮の部屋のベッドもどちらか一方しかほぼ使わなくなった。
理由は単純でスコーピウスがアルバスと一緒に寝たいというものだった。
狭いけどアルバスも同じことを思うし、全然嫌じゃない。
ア｢でも僕、狭いベッドでも広いベッドでも関係ないよ。どうせ君と引っ付いて寝るんだからさ｣
ス｢それはそうだね_______眠くなってきた｣
ア｢おやすみ、スコーピウス｣
ス｢うん、おやすみ。アルバス｣
アルバスはしばらくスコーピウスの寝顔を見つめた後に眠りについた。
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ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
