六十九話 ページ21
息を荒くしたまま二人はベッドに寝転んだ。
アルバスもスコーピウスも頭がボーッとして熱が出ているような感じだった。
アルバスはスコーピウスを優しく抱きしめ髪を撫でた。
ア「ごめん、あんまり優しくできなかったかもしれない_______痛くなかったか？」
ス「最初は痛かったけど、それ以上に後から何だか気持ちよくなってきて______それにアルバスが好きだからやめたくなかった」
スコーピウスは火照る体をアルバスに預ける。
ア「僕も歯止めが効かなかった______スコーピウス愛してる」
ス「アルバス大好き」
ことを終えるとだんだん瞼が重たくなってくる。
うつらうつらと2人が眠りに落ちそうな時だった。
ハ「アル、スコーピウス、母さんがアップルパイを作ったぞ」
突如ハリーの声が聞こえてきた。
ハ「アルバス？スコーピウス？」
ア「まずい、父さんだ」
アルバスとスコーピウスはベッドの横に雑に落ちたパジャマを引っ張りあげて急いで着替える。
ハリーはドアノブを捻るがコロポータスで見えない錠が内側からかかっているため開かない。
ス「ドアノブがガチャガチャしてる_____」
アルバスは杖を抜く。
ア「フィニート！(呪文よ終われ)」
アルバスがそう唱えると錠は消え、同時に防音呪文も消える。
ハリーは困惑しながら息子の部屋に入る。
アルバスとスコーピウスは顔が真っ赤でまだ汗もかいている。
加えてベッドの上はぐしゃぐしゃだ。
ハリーは二人の様子とベッドを見る。
3人の間に沈黙が流れる。
ア「アップルパイ、オーケーすぐ行く｣
ス「ありがとう、ハリー」
ハ「ああ、うん。下で待ってるよ」
ハリーはゆっくりとドアを閉めて出ていく。
ス「絶対悟られたよね、あれ」
スコーピウスは赤い顔を両手で覆う。
ア「多分ね______でも僕はいい。言ったろ？何でも来いだって」
スコーピウスはアルバスを見つめて頬を緩める。
ス「うん、どうやら君は相当勇敢らしいな」
ア「スコーピウスのお陰で容易く勇敢になれるんだ」
ス「父さんも言ってた______愛する人のためなら容易く勇敢になれるんだって」
ア「うん。だからだよ」
アルバスがスコーピウスの頬を撫でてやるとスコーピウスは気持ちよさそうに目を細める。
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ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
