【歌い手】おめでとう会いたくないランキングNo. 1の方々。

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とりあえず保健室から逃げて来たはいいけどどこに行こう



生徒会室に戻るのだけは勘弁！！！

もういっそこのまま帰りたい…


でも荷物もやらなきゃいけない事も全部生徒会室に置いてあるから結局は戻らないといけないんだけどさぁ



私の本能が言ってる

今生徒会室に戻ってはいけないと！！！！！


だから生徒会室には戻らないで少し校舎内をぶらつくことにした。



なんだかんだ、入学して1ヶ月。

なぜか今年から新１年生からも生徒会に参加する方針になってて、色々よくわからない。

今月末に控えたHR合宿も、なぜか全校生徒で行うことになっている。

やることとことん面白いなさすが私立、思ってたんと違う←


まぁとりあえず特待生ってゆー建前があるからね、特待生らしくみんなの先頭切らないと特待枠外されちゃうかもだし。

仕方ないし言うこと聞いてりゃ内申は貰えるわけだし

まぁいいかな(鼻ほじ)←



制服は可愛い方だし、一部の先生除いていい人ばっかだし授業は面白くわかりやすいし

今かなり青春してる気がする…！！！



…そういえば、先輩達はこの学校にいるんだろう



今となっては真実を知ってはいるけど、“歌い手の先輩達”はみんな違う都立のはずだった。

なぜなら、そこに私は先輩達を追っかけて入学したかったからである←

だってさぁ？！好きな歌い手さん達に声似てたらそりゃあ本人じゃね？！って思い込んじゃうじゃん！！
だから高校も追っかけたくなるよね！！
…なるよね？！？！←


とまぁ、入学するまで、この私立校には響以外知り合いはいないと思ってた。

響はなんで知ってるかって？
そりゃあ親友だから？？
あの子は私に合わせてくれたんだよ全くいい子だよほんと…涙ホロリしちゃう←


それと、相川くんと坂田くんと黒崎。

あいつら()も入学するまでは知らなかった。
というか、先輩達が入学した(と思い込んでた)都立を目指してたはずだ。

それに、みんな揃いに揃ってこの私立校に集まった。


…これは？？


『ディスティニーだわ』


彼「なに１人で恥ずかしいこと言ってんのこっちが恥ずかしいわ」


立ち止まってキメ顔で言ってみると後ろからお日様の香りがした

と思ったら高校２年生の体がずっしりとのしかかって来た


『うっさいですね一ノ瀬先輩、その口塞いで欲しいんですか？』

彼「え？キスで？ならいつでも大歓迎だよ」

『きっっっっっしょいです一ノ瀬先輩』




相変わらずこの人は凄いことを言う…(白目)





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