検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:1,207 hit

ページ20

A「うん」


涙で顔がグシャグシャに、なっているけど

必死で笑う



えんらえんら「もう、Aちゃんったら
口が引きつってるわよ」


A「えんらえんらだって、泣いてるし」



えんらえんら「そうね、」



A「もう、部屋に着いちゃったね」



えんらえんら「ええ、無事で居てねAちゃん」



A「えんらえんらもね」



私は、襖を開ける


ろくろ首「案外早かったね、それで
どうだったんだい?」


A「明日からもう、仕事だって」


思い出しただけで、涙が溢れる


ろくろ首「辛かっただろうに」


ろくろ首は私を抱き寄せて、背中を摩ってくれた



A「ありがとう、もう、大丈夫」


そして私は、機織り機の前に座る



ろくろ首「そうだね、いつまでもうじうじ、
してらんないもんね、いい判断だと思うよ」



そして、そこらは会話が無く
カタカタと無機質な音が、部屋に木霊した

望まぬ才能→←生きる意味



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:妖怪ウォッチ , 大ガマ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:初風彩 | 作成日時:2019年6月22日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。