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六つ目 ページ10

途中、彩と小塚は自転車を漕ぐのをやめた。


『どうしたの?』


彩「KZのことが心配なんだよ。」


小「僕も。」


やっぱりみんなバラバラになったからだよね。


『俺、先に帰るね。優希の昼ご飯、用意するから。本当は優希が用意する予定だけどあいつ、生憎、料理が苦手でね。』


彩「ん、バイバイ。」


『じゃ。』


あーあ、こんな時に咲夜がいれば助かるんだけどな。


自転車を漕いでいると、スマホが振動した。


帰ってからでいいか。


んー、気になる…


…よし、見よう。


途中で立ち止まってスマホを操作する。


若:〈若武和臣は、探偵チームKZのリーダーを辞任し、KZから脱退する。後任は、美門か黒木を推薦する。今までありがとう。それじゃ!〉


はぁ?


これも罪滅ぼしだってのかよ。


いくら何でもそれは…


次に何件もメールが来る。


黒:〈駅のスタバで話そう。〉


ふーん、いいね。


《了解。》


スマホを再び操作すると、小塚にメールを送る。


《小塚、俺はスタバ行くよ。戻るの面倒くさいから先に行ってる。》


そう送ると、再びポケットにスマホをしまう。


そして全速力で駅まで自転車を漕ぐ。


みんなには、六つ目の都市伝説を言いたくない。


そしたら、宮下と若武のことがみんなにバレる。


スタバに着いたから、とりあえず店に入る。


そうすると、彩と小塚以外の今のメンバーが揃っていた。


『よ、さっきぶり。』


とりあえずあいさつをしておく。


それから飲み物を注文する。


俺は抹茶クリームフラペチーノを注文する。


あ、ホイップクリーム無しにしてもらうよ。


スタバのホイップクリームって、ただ、油を泡立てたようた感じだから。


注文したのが届いたら、席に向かう。


黒木が席を詰めてくれた。


少しスマホを見ていると、彩達が来た。


ちなみに都市伝説の検証をまとめたサイトね。


一人かくれんぼとか。


動画とかを見てるけど、全部デマだからつまんない。


上「どうするよ。」


上杉が、ストローの端を嚙み潰しながら呟く。


上「くっそ、若武の奴、逃げやがって!」


固めた拳をテーブルに強く押し当てる。


上「自分勝手は許さん!」


それは同感だ。

恋なんて→←俺も



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草生える(プロフ) - 加奈さん» ふぁ!? (2020年3月18日 13時) (レス) id: edfdfc9735 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 七鬼をどうやって手懐けよう…? (2020年3月18日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
草生える - あ、いや、そうならないかもしれませんけど。 (2019年9月13日 21時) (レス) id: bd0db97313 (このIDを非表示/違反報告)
草生える - そうしてみます!ありがとうございます。 (2019年9月13日 21時) (レス) id: bd0db97313 (このIDを非表示/違反報告)
由香里 - 夢主ちゃん、翼と同じタイミングで一緒にバーンってなって、病院で仲良くなって忍が嫉妬…。とかどうでしょう! (2019年9月13日 18時) (レス) id: 70dce2c9c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:草生える x他2人 | 作成日時:2019年8月28日 9時

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