第３０話 ページ33
あの試合から１日が経った。
チームと一星の距離は開き、話しかけようとする者も少なかった。
貴方『(辛い･･････)』
日本に来て早１ヶ月弱、こんな大事になるとは思っていなかったAはベッドに勢いよくダイブする。
その瞬間、スマホからバカでかい着信音が鳴り響いた。
貴方『あﾞあﾞあﾞ〜、電話に手が届か･･････やっぱ届いた！』
指先でスマホを取ったAは画面を見て目を見開く。
貴方『マーク！ディラン！』
ディラン「A！試合見てたよ！congratulations！」
マーク「良かったな！」
貴方『うん･･････そうなんだけどね･･････』
どこか元気がない元チームメイトに、電話先の２人は小首を傾げる。
マーク「話してみろA、少しは軽くなるかもしれない。」
貴方『うん･･････他言無用でよろしくね。
実は･･････』
Aは前日更衣室であったこと全てを２人に話した。
貴方『ってことがあって。』
マーク「そうか･･････」
ディラン「Japan怖い･･････」
貴方『みんながみんなそんな人じゃないから！！』
間違った知識を得てしまったディランを一瞥しつつ、Aはため息をつく。
貴方『帰りたいな･･････アメリカに。』
ぼそっとAは呟いた。
マーク「･･････俺の知っているAは、弱音を吐いたとしても決して逃げ出すようなキャプテンじゃなかったぞ。
途中で放り投げて帰ってきたとしても歓迎はしないな。」
厳しいマークの言葉にAは一瞬眉を顰めるが、これは優しさから来ている言葉だということを即座に察する。
ディラン「ミーたちは、日本代表としてのAと戦える日を待ち望んでいるからね！」
貴方『ディラン、マーク･･････』
Aの目頭が熱くなってくる。
貴方『･･････Thank you。ちょっと楽になった気がする。』
マーク「持ち直したか？」
貴方『ああ、もうミーは迷わない。
絶対にみんなをオリオンの魔の手から救う！』
握り拳を作り、晴れやかな顔で一方的に電話を切ったAは大きく伸びをして立ち上がった。
マーク「切られた･･････」
ディラン「でも、１番Aに会いたいのってマークだったりしてー！」
マーク「･････････」
ディラン「あれ？図星？」
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みっちゃん - はい！こんには！みっちゃんです！楽しく見させてもらってます！オチってありますか？あったら私はユニコーンの一之瀬くんディランマークの三人の中の誰かがいいです！これから頑張ってください (2020年6月8日 15時) (
レス) id: 76b5a3bdc0 (このIDを非表示/違反報告)
究極のかにかま(プロフ) - 眠り子さん» 初めまして！コメント及び質問ありがとうございます！回答は作中にて答えさせて頂きますので、そちらを楽しみに待っていただけたらと思います！ (2020年5月13日 21時) (レス) id: 65c58cf727 (このIDを非表示/違反報告)
眠り子(プロフ) - 究極のかにかまさん、初めまして。この小説すっごい面白いです！いつも、楽しみに待っています。質問なのですが、藍染ちゃんの好物は何ですか？ (2020年5月13日 20時) (レス) id: 92a7138a5f (このIDを非表示/違反報告)
究極のかにかま(プロフ) - 珠那さん» 初めまして！コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 65c58cf727 (このIDを非表示/違反報告)
珠那 - はじめまして！小説読ませていただきました！すごく面白くて、あっという間に読んでしまいました！これからも更新頑張ってください！応援してます (2020年5月10日 10時) (レス) id: 9ea0ffb2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：究極のかにかま | 作成日時：2020年4月3日 20時
