第１２話 ページ14
食堂へ戻ろうとするAの元に、１件の着信が入る。
名前欄を見るとマークの文字。迷わずAは指をスライドする。
貴方『はいもしも･･････』
ディラン「Aーーーっ！！！！」
アイガードの友人の大声に思わず顔を顰める。
貴方『･･････切っていい？』
マーク「今アスカとカズヤが押さえつけてる･･････そっちはどうだ？」
Aの耳にはマークの溜息が入ってきた。
貴方『韓国戦が終わったよ･･････色々大変だ。恐らくこのままだとＦＦＩ本戦にも関わってくる。
スターユニコーンは？今のところどうかい？』
マーク「まだ大丈夫。藍染グループのバックアップもあって、怪我人もいない。」
貴方『良かった･･････
何かあったらミーにすぐに伝えて、いいね。』
マークの゛ああ゛という言葉とディランの叫び声を残して電話は切れた。
貴方『相変わらずだったな･･････スターユニコーン･･････』
目から何かがじわりと染み出てくるのを堪えながら、Aは電話をジャージのポケットにしまう。
貴方『帰りたいよ･･････』
･･･････････････････････････････････････････
稲森「あ、帰ってきた！」
万作「随分と遅かったんですね。」
貴方『まあ、色々あってね。
そういえば、君たちは同じ学校なんだっけ。』
１箇所に集まっていた稲森、氷浦、万作、岩戸にAは話しかける。
岩戸「はいでゴス！」
氷浦「一時期大変だったよなー。今だって夢みたいだよ、サッカーの世界大会に出てるなんて。」
稲森「いや、これは夢じゃないんだ！次の試合も勝って、絶対世界のてっぺんを取るんだ！」
大会の裏側を知らない稲森達の曇りない瞳を見て、Aの心は少し苦しくなった。
貴方『(今のミーは日本代表。この子達を世界一にすることが、ミーの使命なんだ･･････)
みんな、ミーも少なからず力を貸すよ。てっぺん目指そう！』
Aが掛け声をかけると、稲森達はその倍の声量で゛おー！！゛と叫んだ。
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みっちゃん - はい！こんには！みっちゃんです！楽しく見させてもらってます！オチってありますか？あったら私はユニコーンの一之瀬くんディランマークの三人の中の誰かがいいです！これから頑張ってください (2020年6月8日 15時) (
レス) id: 76b5a3bdc0 (このIDを非表示/違反報告)
究極のかにかま(プロフ) - 眠り子さん» 初めまして！コメント及び質問ありがとうございます！回答は作中にて答えさせて頂きますので、そちらを楽しみに待っていただけたらと思います！ (2020年5月13日 21時) (レス) id: 65c58cf727 (このIDを非表示/違反報告)
眠り子(プロフ) - 究極のかにかまさん、初めまして。この小説すっごい面白いです！いつも、楽しみに待っています。質問なのですが、藍染ちゃんの好物は何ですか？ (2020年5月13日 20時) (レス) id: 92a7138a5f (このIDを非表示/違反報告)
究極のかにかま(プロフ) - 珠那さん» 初めまして！コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもよろしくお願いいたします！ (2020年5月10日 12時) (レス) id: 65c58cf727 (このIDを非表示/違反報告)
珠那 - はじめまして！小説読ませていただきました！すごく面白くて、あっという間に読んでしまいました！これからも更新頑張ってください！応援してます (2020年5月10日 10時) (レス) id: 9ea0ffb2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：究極のかにかま | 作成日時：2020年4月3日 20時
