鏡の国のアリス 5 ページ7
そして、月曜日＿＿
「あれ？月曜日って…」
「あと5分で朝礼じゃんか！」
そう、鈴は屋上に着いてすぐに気づいた。他にも、本入部届けを出そうと集まった者も気づき始める。
「とっとと受けとれよ」
「その前に一つ言っとくことがあるわ
去年、キャプテンにカントク
頼まれた時約束したの」
リコは高らかに宣言した。
「全国目指してガチで
バスケをやること！
もし覚悟がなければ
同好会もあるから
そっちへどうぞ！」
「どんだけ練習を真面目にやっても
いつかだのできればだのじゃ
いつまでも弱小だからね。
具体的かつ高い目標と
それを必ず達成しようとする
意志が欲しいの」
「ここから！！
学年とクラス、名前！
今年の目標を
宣言してもらいます！」
校庭を指差すカントク。
眼下には綺麗に整列した全校生徒達。
「さらにできなかった時は
ここから今度は全裸で
好きなコに告ってもらいます！」
衝撃的なペナルティまで課せられた。
鈴は思わずにやけてしまった。
こんな面白い部活を見つけたのかと＿
火神がポツリと言った。
「ヨユーじゃねーか。
テストにもなんねー」
そして、屋上の柵に乗ると＿＿
「1-B 5番！ 火神大我！
『キセキの世代』を倒して
日本一になる！」
宣言した。
それを見た鈴も大きく息を吸いこみ、
「同じく、1-B 29番！ 真白鈴！
皆をサポートして、日本一にして
恥ずかしくないように
あの子と会う！！」
と息を全部吐き出して言った。
その後、すぐに先生がやってきてその
場にいた全員が小言を喰らった。
因みに黒子は拡声器を使おうとしたのだが、宣言する前に見つかったので
不発に終わった。
しばらくして、校庭に
『日本一にします。』
と文字が描かれたのはまた別の話。
「黒子君！サイコーだね！！」
「良かったです。入部出来て」
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裕利 - 見たよ！凄く面白い！ (2014年10月9日 21時) (
レス) id: 679b7f06a5 (このIDを非表示/違反報告)
スズカ(プロフ) - アリア°さん» 初コメありがとうございます！ 亀更新になりそうですが、暖かい目でよろしくお願いします！！ (2014年6月18日 20時) (レス) id: 89ceca5609 (このIDを非表示/違反報告)
アリア°(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2014年6月18日 17時) (レス) id: a9e502fefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スズカ | 作成日時：2014年6月11日 0時
