純粋無垢な終焉を 2 【D.Gray-man】 (ページ28)

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「またファンキーな奴きたな…アンテナついてんぜ」

ジャスデビといった双子のノアはまぁ一言で言えば、黒い。
ラビのファンキーという言葉に少し納得してしまうほどには独創的な格好をしている

年齢もそんなに私と変わらなそうな2人を見て、ノアにもいろんな奴がいるんだなぁと物思いにふけっていると双子は口を開く

「俺ら今、ムシャクシャしてしょうがねーんだわ、アレン・ウォーカー！！」

ガチャリと銃口がアレンを捉える、全員が息を呑む

「テメェにゃなんの怨みもねェが！！」
「クロスに溜まったジャスデビの恨み辛み弟子のお前に払ってもらうよ！ヒヒッ」

「「天誅ッ！！」」

そう言うとアレンに向け発砲する

今、アイツらクロスって言った…？もしかしてこの双子はクロスを狙ってるノアなのか

双子はアレンを取り囲み至近距離で銃口を構える

「師匠のツケは弟子が払ってんだよ！」

「「装填、青ボム！！」」

撃ち出された青い弾丸アレンは直撃する

「銃の威力が変わったさ！？」

「銃じゃねェよ、弾が変わったんだ」

銃を構える腕は降ろさずそう答えるデビットはアレンを見て目を見開く

「キミ達、師匠を追ってるノアですね…僕に憂さ晴らしに来るってことは元気みたいですね、あの人」

___クラウン•ベルトッ！！

アレンから伸びる白い帯に双子は弾き飛ばされ本棚に激突する

「何、アイツらお前狙い？」

「…どうやら、それより気をつけて下さい
あの2人の撃ち出すモノ…ただの弾丸じゃありません、何か能力がありますよ」

右腕を押さえるアレンの服は一部凍っていた
青ボム…あれは多分氷系の弾丸だ

双子が直撃した事で本棚からバラバラと本が落下してくる

「なんか楽しくなってきた」
「ヒヒッ暴れるの久しぶりだね」

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