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爆発したのは別の場所に仕掛けられていた爆弾。
その爆風で水銀レバーが作動してしまった。
ゴンドラもてっぺんで止まっちゃったし…
次揺れれば秒でお釈迦やなぁ…って
『なんでこんな時までタバコ吸ってんですかぁ!!!?』
松「おーおーいいじゃねえか別によー!」
『ここき・ん・え・ん!!』
松「まあまあいいじゃねえか!」
はぁ、、、まったく
prrrrrrr
松「おーもしもし?」
佐<松田くん大丈夫?!>
松「あぁ、こっちはなんともねーよ!ただ今の爆発の爆風の影響で水銀レバーが作動しちまったけどな」
佐<水銀レバーって…!>
松「まあ揺らさなければ大じょ『勇敢なる警察官よ…』…は?」
佐<その声、もしかしてさっきの子?!>
松「あぁ…一体なにを…」
『爆弾の画面に急に表示されたんですよ…続き、読みますね』
松「お、おう…」
そういって松田刑事は電話をスピーカーにした
『「勇敢なる警察官よ、
君の勇気を讃えて褒美を与えよう。
もう一つのもっと大きな花火の在処を表示するのは爆発三秒前
健闘を祈る」』
松「爆発…3秒前…だと?」
佐<そんな…!>
松「まあそういうことだ!場所がわかったらまた連絡する」
佐<ちょっと松田く…>ブチッ
松「ここにはもう逃げ道はない…か」
『と、とりあえず最後の1本まで解除しました』
松「お、仕事がはえーな!」
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年9月15日 23時