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中に入って受付のお姉さんにコナンくんがスケボーを預かって欲しいと声をかける






受付嬢「え、いいけど…君たち2人?」






コ「ボクたちがトイレに行ってる間に、お父さんと弟が先に行っちゃったんだ…」





『わ、わたしが時間かかっちゃったから…』





コ「この子は今日だけ預かってるお友達なんだけど、置いて行っちゃうなんてひどいよね」





2人で目をうるうるさせてお姉さんを騙す





お姉さんごめんなさいと良心が謝っているけど、お互い母親から影響されたこの演技力が証明されたのだった







エレベーターを登り展望デッキへと着く





わたし達は水谷さんを探した







沢村さんから見せてもらった水谷さんの写真を元に、この人の多い中を2人で手分けして探したのだった







________________
No side




その頃の元太、光彦、歩美は米花の森を懐中電灯で照らしながら歩いていた






光「…こんなとこ通りましたっけ」






歩「道、間違えたんじゃない?」





元「あーー、腹減ったよもう帰ろうぜ〜」





歩「だめ!絶対に私達で見つけるの!」





光「そうです!1度くらいコナンくん抜きで事件を解決したいと思いませんか!?」







元「おもう!!…けどよぉ、クヌギの木が見つからないんじゃあ…」






光彦は懐中電灯を消して一瞬考えると、何かを思いついたのかそうだ!と声を上げた






光「このカブトくんに教えてもらいましょう!カブトムシは、大抵同じ樹液のでる木に飛んでいくんです!」






光彦がカブトムシを虫かごの中から取り出すと、カブトムシは羽を広げて飛んでいく




3人はその後を走って追いかけていく















カブトムシを追いかけていた3人は、カブトムシが木に止まったことでようやくクヌギの木を見つけた







しかしそこにはまたもやテープをはられたようなカブトムシが止まっていた






元太が光彦を肩車して、なんとかそのカブトムシを手に取る






光「やっぱり貼られてますね、テープ」






視線の高くなった光彦の目線の先には、ひとつの小屋と、その窓から明かりが漏れているのが見える







光「きっとあそこです。あそこに、助けを求めている人がいるはずです」




元「だな!でも、なんか不気味だよなあ」




歩「うん、なんか出そうだよね」




光「やめてくださいよぉ」





パキッ





その瞬間、後ろで木の枝を踏む音が聞こえ、3人は悲鳴をあげた

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作者名:茉優花 | 作成日時:2022年7月7日 2時

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