浮気？んな生易しい関係じゃねぇよ俺らは。３【名前変換ｵﾘｼﾞﾅﾙ】

40【どれだけ求めてもまだ足りない。】*pink ページ10

『ん///彰君...っ』

『彰って呼んでよ。』

『彰、降ろして///』

『ヤダ。』


彰に横抱きにされながら部屋の中を進む。


『このぐらいで恥ずかしがられちゃ困るよ？今からすっげぇコトすっから。』

『っ!!...うぅ帰りたい///』

『ダーメ。俺約束果たしたいって言ったじゃん。』

『また...私のこと忘れたりしない？』

『しない。約束する。』

ぎゅっと彰の首に腕を回す。回したのと同時に背中にふわりとふかふかした感触がする。

ちゅ..ちゅ..

額に瞼に頬に...次々にキスが落とされる。


『くすぐった..い///』

『ん、可愛い...』


首筋にチクリと痛みがして紅い痕が残る。


『彰...』

『ぜってぇ離さねぇから一生傍にいて...』

『うん///』


今度は唇に落とす。キスに応えるように彰の舌に自分のものを絡ませる。


『ふぁ..ん///んぁ...』

『ん...』


静かな明かりもついていない部屋に２人の声が響く。


『...///俺今、すっげぇドキドキしてるっ///余裕もねぇし...』

『私もだよ...彰が好きすぎてドキドキする。』


ゆっくりゆっくり２人の影が重なり、沈んでいった。

．

．

．

『ん...』


目が覚めると彰の腕の中ですぐ目の前に整った寝顔があった。


『!?.../////』


昨夜のコトを思い出し、恥ずかしさのあまり手で顔を覆...ったはずだった。


『おはよう。』

『!?いつから起きて...』

がっちりと腕を掴まれ止められる。


『Aよりもずーっと前。寝顔ごちそーさま♪今の顔もすっげぇそそる。』

『バカぁっ!!離して...///』


急に引っ張り起こされ、すぽりとまた彰の腕の中におさまり、耳元に唇を当てられる。


『寝顔も今の照れた顔もだけど、昨日も可愛いかった。』

『っ!!///』

『もう一回イっとく？』

『バカっ!!』

『痛っ!!』

『彰なんか知らないっ!!』


更にぎゅっと腕の力が込められ首筋に彰の頭がもたれてきた。


『彰？』

『ずっとこの日を夢見てたんだ。それでも...

．

．

．

Aがまだまだ足りない。』

『私も。今までの分もゆっくり埋めていこうね。』


２つの影がまた重なる。

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