【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

94話 【キャラ崩壊】 ページ46

静かに近づく王来さんのそばに、私もゆっくり歩み寄った




王来さん「ごめんなさい…」




『もう…良いよ』




王来さん「ありがとう……冨岡先生、私アメリカに帰ります」




冨岡先生「…!?」




王来さん「元々、日本には私しか来てないんです…だからアメリカに帰ります」




王来さんはゆっくり私達を見た




王来さん「迷惑かけてごめんなさい…幸せになってね」




そう言って王来さんは階段の方へと歩いた




王来さん「あっそうだ…！金髪君に「全部忘れて」って言っておいて下さる？」




金髪…善逸に!?




私は訳も分からず頷いた




すると安心したように、王来さんは帰って行った




無一郎「よ…よ…良かった〜!!!」




『うわぁは！無一郎!?』




突然無一郎が後ろから抱きしめて来て、私の声が廊下に響いた…恥ずかしい…！




無一郎「別れるかと思った！良かった…！」




『私もよか…』




…！突然横から凄い圧が…！




その正体は…




『と…冨岡先生…？』




冨岡先生「暗城、時透、お話だ」




A 無一郎「!!!」




その後私達は、付き合っていた事…それを隠していた事…対談で嘘を付いたことを、こっぴどく叱られた




けど…実際罪を感じていたのはあの場で私だけ…つまり無一郎は全く反省していなかった




〜無一郎「騙される先生が悪いでしょ？/気づかない先生が悪いでしょ？/別に別れさせるわけでも無いんでしょ？早く帰らせて」〜




等…こんな発言を終始していて、口を手で抑えようかと思った




でも…嬉しい事に私達は「別れされられない」と聞かされた




こんなに早く解除されるとは、もちろん先生皆想像もしていなかった、けど…生徒達の努力を認め、前記試験の前に取りあえずあくまでも取りあえず解除するらしい




本当に本当に…




良かったァァァァ!!!(今まで背負ってきた全ての辛さ、怒り、我慢その他が詰まった、最初で最後のキャラ崩壊)




ーーーーー
次の日、もちろんクラスは大騒ぎ




恋愛禁止が解除された事、何も言わずに一日登校と言う異例の記録でアメリカに帰った王来さんの事、私達が付き合っていた事(嘘をついた事)




担任先生は「無理もない…」と生徒の騒ぎを止めることはしなかった




でも…「取りあえず」と言う言葉を生徒達は忘れた訳じゃない…変わったんだなと、上から目線で思ってしまった自分を、ひっぱたきたくなった




ーーーーー
休み時間になり、私はあるクラスへと向かう

95話 【善逸と王来さん】→←93話 【お前達のクラスは…】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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