【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

76話 【短パン】 ページ28

やっぱ帰ってきた時の予想当たったじゃん!!




無一郎「明日善逸とデートでしょ？」




『デートじゃなくてお買い物…』




無一郎「どっちでも良いけど…取りあえず明日の準備しようか？」




お…！有り難いこと言ってくださるのね！




それじゃあ服選ぶ…




無一郎「何起き上がろうとしてるの？」




はい…？




『いや…準備するんでしょ？』




無一郎「うん、あれ？教えなかったっけ？彼氏がいる証拠つけるんだよ？」




彼氏がいる証拠…




あぁぁぁ!!!




無一郎「思い出したね？じゃあお邪魔しまーす」




ちょいちょい！デジャヴだぞ！また遠慮なく！




無一郎は私が心で必死に叫んでいる間に、肩あたりに吸い付いた




無一郎「どんくらいにしよう…善逸が気付いてくれる程、いや知らない人も気付く程…？」




もう良いです！ご丁寧に両側にまぁまぁ痛む程お付けになって…




私は急いで首元に近付こうとしてる無一郎の口を手で塞いだ




無一郎の浅葱色の瞳が無言で私を見つめる




『もう…良いよ…ね？』




なんとかして上に乗っかる無一郎にどいて欲しくて、足を少し動かす




無一郎「煽ってんの？」




無一郎が手の奥からこもった声で言う、けど…瞳は無言のまま




『なん…ッ!?』




無一郎が抑えていた手を少し舐めた




吃驚して少し手を引くと、魚のように指の先に無一郎が食いついた




そのままお菓子のように私の指先を舐める




『ちょっと…無一郎？』




反対の手を押さえつけられる、抵抗として動かせるのは足だけ




無一郎「ん…チュ…だから…煽ってんの…？…ん」




『煽ってなんかいないよ』




無一郎が大きなリップ音を残して、指から口を離す




無一郎「煽ってんじゃん…この足…」




無一郎が少し起き上がり、爪先から膝上まで手を滑らせた




無一郎「白くて細くて、しかもこのシャツの下短パンとか履いてないんでしょ？」




バレたバレた!!




『いや…履こうと思って部屋に戻って来たら、無一郎がこうしたから…』




無一郎「でも、いつもはこうなんでしょ？」




はい…




良いじゃんねぇ？女の子の一人暮らしだよ？




頷くと無一郎はため息を付いた




無一郎「前にも言ったけど、もっと危機感持って？僕が教えてない事まだあるんだからね？」




『はい…』




ゆっくりベッドから起き上がる、するとキュッと無一郎の方に頬を押さえられ、顔を向けられる

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