5ページ目 【テンション】 ページ6
私はワクワクしながらスパゲッティを完食した
ーーーーー
午後の講義も終わり、アオイと別れてから玄関へと向かう
そしていつものように、入り口の邪魔にならない場所で待つ
待つ相手は勿論…
善逸「A〜!」
『…あっ!』
彼氏の善逸、相当走ったようで息を切らしている
『平気w?そんなに焦らなくても大丈夫だからね…?』
善逸「ありがとうw…ふぅ…行こうか!」
『うん』と頷くと、善逸がスッと手を握った
何度も繋いでいるのに慣れないのは何でだろ?
そのまま大学の入り口から離れ、門を出る
「A先ぱ〜い!」
…?この声は…
振り返ると、紫のノートを胸に抱え、手を振りながら笑顔で駆けてくる無一郎くんが居た
『無一郎くん!』
私は無一郎くんの方へと歩み寄る
あっ…手が離れちゃった、さっきまで暖かった右手がスースーと冷える
無一郎くん「すみません、引き留めちゃって…ノートありがとうございました!」
両手で丁寧にノートを差し出され、私も両手で受け取る…卒業証書貰ったみたい
無一郎くん「凄く綺麗な字で、まとめ方も上手ですね!多分先生の話を聞くよりも、先輩の方が分かりやすいと思いますw!」
『本当?』と、私はパラパラとノートをめくり、今日まとめたページを見る
無一郎くん「勿論ですよ…!本当に助かりました…!」
『良いの良いの!また何かあったら遠慮なく言ってね!』ニコッ
無一郎くん「…!///はい!ありがとうございました!失礼します!」
『ばいば〜い!』
無一郎くんに手を振ったあと、ノートを鞄にしまって振り返る
『ごめんね善逸、お待たせ』
善逸「うん…」
あれ?何かテンションが…
『寒い?早く帰ろっか』
善逸「うん…」
テンションは低いけど、手を差し出してくれて安心する
そりゃあもうすぐ12月で寒くなってきてるのに、待たされたら不機嫌になるよね
早くお家帰って禰豆子ちゃんに会いたいよね、まぁ作戦は実行させて貰うけど…
ーーーーー
善逸「ねぇ、さっきの子…誰?」
『えっ…?』
大学から少し離れ、もうあと何分かで家に着くところになってずっと黙っていた善逸が口を開けた
『無一郎くんの事?私の後輩くん』
善逸「にしては随分仲良さそうだったね?」
善逸の声がワントーン低い、本当にどうしたんだろう?
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- 金 運: ★☆☆☆☆
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璃奈 - 最新頑張ってください。楽しみに待ってます! (2021年3月6日 7時) (レス) id: 043cbe2e87 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - ももさん» ありがとうございますm(_ _)mプラベが落ち着きましたら更新再開致しますね(●´ω`●) (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
もも - いいですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
るるちゃ(−_−#) - alice roseさん» うんー!!アリスも自分のペースで更新頑張ってぇぇぇぇ!!!続き楽しみにしてるよぉぉぉー!、 (2020年12月19日 17時) (レス) id: b8364d44bb (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - るるちゃ(−_−#)さん» ありがとうぉぉぉ!るるも大変だろうけど、楽しんで更新頑張ろうね(≧∀≦) (2020年12月12日 7時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年11月27日 21時