【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

漆ノ恋 【積極的】 ページ8

でも…私が好きなのは伊之助だけなんだ…




無一郎「伝言伝えたし帰るね」




『あっ、うん』




私も立ち上がり無一郎を軒先まで送る




『またね』




無一郎「うん、また…あっ、髪に埃ついてる」




『えっ…？』と、両手で髪をパッパッとはらう




無一郎「違う違う、止まってて僕が取るから」




そう言って無一郎が私の頬に手を伸ばす




『ごめんね…ありが…』




チュ…




無一郎「嘘…じゃあね〜」




…………




『…は!?///』




なんてことするのあの子！私は、今さっき無一郎の唇が触れた頬を抑える、熱い…きっと真っ赤っか




誰だって整った顔の男の子にあんなことされたら、恥ずかしくなるし…胸がキュウとなる




『無一郎の馬鹿！』




どうせ聞こえないのに言葉を投げ、屋敷に駆け込んだ





カラカラ…バタン…




『はぁ…』




無一郎は本当に良いのかな？良いなら私はなんとも思わないけど…




柊「にゃー」




玄関の戸に寄りかかる私の足に柊の尻尾が触れる




『よいしょ…』




私は柊を抱き上げ、頭を優しく撫でた




『柊はどう思う？私は伊之助が大好きなの…素直になれないけど、いつかこの恋が実るといいなって思ってる、あわよくば無一郎や他の仲間とも仲良しのままで…』




柊「にゃー！」




『フフ…そうだね、まずは素直にならなきゃね…頑張ってみる…』




無一郎の積極的な所は見習わないと！




ーーーーー
『師範〜！お夕飯出来ました〜！』




あれから少ししてから師範が帰ってきた、その間柊と寝てしまったのは内緒…




柊「にゃー」




『はーい柊もどうぞ』




師範「お！今日はさつまいもの味噌汁があるではないか！」




『はい、久しぶりに作ってみました』




師範の大好物のさつまいもの味噌汁、この前沢山買ったさつまいもを消費したくて作った、大量に作っても師範は「おかわり！おかわり！」と沢山食べて下さる




柊「にゃー」




『フフ…柊も美味しい？』




ちなみに柊はお湯でふやかしたさつまいもを、お魚も好きだけど、ふやかしたお野菜も好きな柊は、猫の中でも健康的な身体だと思う




師範「旨い！やはり姫花は料理上手だな！」




『エヘ…ありがとうございます、いただきます！』




うんうん、我ながら悪くない味！こんなに美味しいさつまいもなのにあんなに安いだなんて…！




八百屋さんに感謝しながら、私達はお夕飯を食べた

捌ノ恋 【朝一の訪問者】→←陸ノ恋 【恋愛対象】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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