【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

拾参ノ恋 【山での訓練】 ページ14

それとも他に何かあるのかな？




まぁまた考えよう




炭治郎「じゃあ、どうしようか？山、登るか？」




『そうだね、行こっか』




炭治郎「うん、じゃあ組の人と一緒の行動で良いか？」




炭治郎 伊之助以外「うん」




炭治郎「よし、じゃあ行こう」




炭治郎がそう言うと、伊之助がまた一番に飛び出した




『あっ伊之助！一緒に行動だよ！』




おいてかないでよ…！




私は伊之助を追い掛け、屋敷の外に出た




ーーーーー
炭治郎「じゃあ、何かあったらすぐに知らせてくれ」



『分かった』




私が返事をすると、炭治郎はカナヲと山に入って行った




善逸「じゃあ行こうか美緒ちゃん」




美緒「うん、頑張ろ！」




善逸「姫花ちゃん！伊之助の事、大変だと思うけどよろしくね！」




『あぁ…うん！』




私は手を振り、山に入る二人を見送った




『伊之助？行くよ〜？』




伊之助「おう！お前はビクビクしながら俺の後ろを着いてきな！」




『あぁ！待ってよ！』




私は全力で山に入って行った伊之助を追い掛ける




恋でも、現実も追いかけてるなんて…




本当にこの恋は実るのかな…？




でも、私がもっと素直になれば可能性はあるよね




この訓練で、頑張らないと…！




ーーーーー
ビュン！




矢…




ピョン！




落とし穴…




ゴロゴロ




大岩…




ちょっと…




罠多くないですか!?




酸素も少なくなってきたし…疲れも出てきた




気を抜いたらすぐに罠にハマる




あと…




『伊之助何処!!?』




炭治郎達も見かけないし…私一人!!?




『伊之助〜…二人で行動だよぉ〜…』




もう泣きたい、なんで私だけいつも一人なの…




『伊之す…』




グキッ…！




『ゔっ！』




やばい足が縺れて…




ビュン！




…！




矢…！駄目だ…避けられない…！




ギュッ！




『…!?』




グサッ！(矢が木に刺さった音です…)




な…何が起きたの…？




体が宙に浮く感覚…頭上から聞こえる息遣い…




そして抱きしめられているかのような感覚…




「何してんだ!!」




息遣いに代わって頭上から聞こえて来た大声、大好きな声




『伊之助…』




私は伊之助の腕に抱かれていた、俗に言う姫抱きという抱き方




助けてくれたんだ…私なんかを…




伊之助「死ぬ所だったぞ!?俺様に感謝しろ！」




『あ…ありがと…』




伊之助「…！お前なんで…」

拾肆ノ恋 【下山】→←拾弐ノ恋 【説明】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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