【鬼滅の刃】大正☆ツンラブ★ストーリー 【嘴平伊之助】【時透無一郎】

拾弐ノ恋 【説明】 ページ13

しのぶさんが可愛いらしい笑顔で、また胸の前で手を合わせた




しのぶさん「まずは訓練内容ですが、屋敷の中に太刀等が備わっている訓練部屋がありますので、そこで太刀振りの練習をして頂いたり、この山の登り降りをして頂いたり…あっ、至る所に罠があるので気を付けて下さいね、後は庭にある石等で筋肉をつける訓練を行って下さい」




わぁ…思ってたよりキツそう




炭治郎「山の登り降りかぁ…なんか懐かしいな」




『懐かしい？』




思い出すように口にした炭治郎に問う




炭治郎「あぁ…俺がまだ鬼殺隊に入る前、鱗滝さんに教えられたんだ」




『そうなんだ』




炭治郎は本当に大変な努力をしてきたんだな…




しのぶさん「次に此処での過ごし方ですが、訓練を受ける時間以外は好きに過ごして下さい、ご飯はきっと、姫花さんが美味しい料理を作ってくれますから」ニコッ




『えっ…!?』




いや…そんな可愛らしい笑顔で言われても…




料理は出来るけど、すっごい人並みですし…




伊之助「お前！天ぷら作れるのか!?」




『あ…えっと…』




突然伊之助から話しかけられ焦る




気持ちを落ち着けてからゆっくり答える




『作れるよ』




伊之助「おぉ！やるじゃねぇか！」




バシッ！と肩を叩かれた




すっごい痛かったけど、なんか認められたみたいで嬉しかった




しのぶさん「まぁそんなこんなで二週間過ごして下さい、私は屋敷に戻りますので」




えぇ!?待って待って!!




姫花「しのぶさん！二週間も泊まるなんて初耳ですよ!!?」




しのぶさん「えぇ、言ってませんでしたからね」





いやぁ…えぇ…？嬉しいよ、嬉しいけどさ…




私…伊之助と一緒に二週間もお泊まり出来るかな…取乱さないかな…？




しのぶさん「大丈夫ですよ、姫花さんには伊之助君が着いてますから」




『……？』




伊之助「はぁぁ!!?何で俺様が…」




しのぶさん「では皆さんお達者で〜！」




伊之助「おい！待て!!」




伊之助が席を立ち上がり暴れる、それを炭治郎が必死に宥めている




その様子を見ながら考える…




〜しのぶさん「伊之助君が着いてますから」〜




一体どういう意味なんだろう…




確かにしのぶさんは私の恋事情を知ってるよ？




もっと言うと、此処にいる伊之助以外皆知ってる




私を応援するために言ってくださったのかな？




それとも他に何かあるのかな？

拾参ノ恋 【山での訓練】→←拾壱ノ恋 【ホワホワとした気持ち】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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