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莉犬編 【ルマ】 ページ5

る「莉犬、Aの【ルマ】聞いた?」

『まだ、るぅとくんは聞いたの?』

る「うん、僕凄い好き…!流石だなって思った」




好き…好き!?駄目駄目駄目!!!




る「莉犬?聞いてr…」

『俺!部屋戻る〜!!!』




俺はリビングから自室に直行した




ーーーーー
パソコンの前に座り、Yo○Tubeを開き、イヤホン装着!




"【莉犬】ルマ/A 【歌ってみた】"




あった〜!!!聞く聞く聞きます!!




再生ーーーーー
〜〜♪

A「♪満点な人生も 秀才な解答もございません…((停止」

『えっ!?うまっ!!』




Aが歌うまいのは知ってた、すとぷりの曲も男に混じってるのに違和感ないし…




A「♪はいはい 俯いちゃって ヤンヤンヤン クラクラリ 彷徨っt((停止」

『「はいはい」!?』




低いのは駄目だよ!!キュンッて来たもん!!




A「♪愛を頂戴」
『(あっ…♡)』

A「♪感情 熱唱 メッタッタッタッ 声枯らせ」
『(声が綺麗すぎる…!)』

A「♪ダッダッダッダッダッ ワッオ〜ン!」
『「ズッキューン♡!!!」』

〜〜♪((停止




やば過ぎる…!Aが俺の曲を選んでくれた事にも嬉しいのに…この歌声が聞けるなんて…!




『あ〜!A〜!!可愛い♡!声綺麗♡!歌上手♡!好k…』

トントン…

『ん?』




誰!?俺のAタイムを邪魔するのは!




俺はイヤホンを外し、ガバッと振り返る




る「莉犬大丈夫…?声、出てたけど…」

『えっ!?俺、何処まで叫んでた?』

る「えっと…『A〜!!可愛い!声綺麗!歌上手』…と、あと最後に…」

『あ〜!!言わないで!言わないで!』

る「ww…可愛いですねw」

『ッ〜…!煩いやい!』




もう…るぅとくんの馬鹿!




る「wwwすみませんw…でも、感想伝えてあげて下さい、A気にしてたので」

『分かった……俺が言うから!るぅとくんは…』

る「静かにしてますw、Aリビングに居ますよ」




そう言ってるぅとくんは俺の部屋を出て行った、その後続きを最後まで声を我慢して聞いた




ーーーーー
パソコンの電源を落として、部屋からリビングへと向かうと、ソファーにAが座っていた




俺もその横に座る




A「…?りぬ…!」

『聞いたよ【ルマ】』

A「あっ、本当?」

『うん、すっごい良かった』

A「本当!?やったw…!」




小さくガッツポーズをするAに、俺はまた心を奪われたのだった




ーーーーー
end

るぅと編 【嫉妬】→←・



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作者名:alice rose | 作成日時:2020年11月15日 21時

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