【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続・続編」

98話 【滅鬼】 ページ28

攻撃を全て跳ね返した




？「何故だ!?柱ではないお前が、何故私の攻撃をはね返せる!?」




あぁ…もう声も聞きたくない…お前の存在全てが憎悪




『何でだろうね？夜が来ないと…月は光を発さないからじゃない!?』




そう叫び、鬼に向けた刀がじわじわと赫く染まる




刀が透明だからか、血管のように見える




『私は絶対にお前を倒す！』




そう叫ぶと、鬼は刀を振るった




霞柱様が刀を刺しているせいでうまく狙いが定まらなかったのか、口隠しの紐を斬った




スルスル…と口隠しが落ちる




霞柱様「痣…！」




霞柱様が目を開いて私を見る




痣…出てたんだ…




するとまた鬼が攻撃する




岩柱様や風柱様の攻撃を無視し、私にだけ攻撃する




霞柱様「やめろ！Aを傷付けるな!!」




霞柱様の刀を見ると同じ赫色になっていた




？「何だ…！この刀は、燃えるように熱い…！」




苦しんでる…その隙きを狙って鬼に向かう




風柱様「駄目だA！戻れ！」




『夜の呼吸 拾ノ型 月光夜美・滅鬼(げっこうやび・めっき )』




月光夜美・滅鬼は夜の呼吸の最強の攻撃技、両腕が千切れる程の痛みを負う




斬った…！けど、死んでない！




鬼は姿を変えた…けど、岩柱様と風柱様の攻撃によって…




鬼の身体が崩れ…消えた




すぐに霞柱様の方を向く




『霞柱様!!』




すぐに霞柱様に元に走る、今にも両腕が千切れそう…！




霞柱様の元につくと、ゆっくりと私の肩を支えて下さった、顔をあげ問う




『お怪我は!?』




霞柱様「僕は大丈夫…それよりもAの方が怪我してる！」




『何言ってるんですか！霞柱様は片手が…』




そう言って腕を見る、そこには健康な状態の霞柱様の左腕があった




霞柱様「Aが治してくれたんだよ…」




『そんなはずは…！』と玄弥を見る…




立っていた…傷から血が流れているけど、玄弥はしっかりと立っていた




霞柱様「ゆっくりと腕がまた生えたんだ…ありえないようで本当なんだよ…？」




『お役に…たてましたか…？』




霞柱様は優しく抱きしめる




霞柱様「うん以外言えないよ…Aがいなかったら、僕は死んでた…」




涙が混ざる声をしながら、霞柱様が頭を撫でる




身体が離れると、「ありがとう」と霞柱様が微笑む




良かった…助けられた…




岩柱様「魔美夜、時透」




声の方向を向く




岩柱様「本当に良くやった…君達の健闘に深く感謝する…」

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