【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

71話 【霞柱様のお屋敷ヘ】 ページ49

私はいつもの椅子に座って話す




『さっき霞柱様から手紙が来て、来週から柱稽古っていうのが始まるんだって』




炭治郎「柱稽古…？名前の通り柱が俺達に稽古してくれるって事か？」




『うん、多分』




善逸「何でわざわざあいつからの連絡なの…？」




『蟲柱様が霞柱様に頼んだんだって』




善逸は「ふーん…」とそっぽ向いた




なでなで…




『霞柱様の所行こうかな…』




善逸の頭を撫でながら炭治郎に言う




炭治郎「あぁ、詳しく話を聞けるかもしれないしな」




『うん』と立ち上がる




ガシッ！




善逸「俺も行く」




私の手首を掴みながら、善逸が言う




『一人で平気だよ？』




善逸「一人で行かせない、最低でも二人は連れて行って」




『二人も!?』




炭治郎「こーらこらこら、俺も行くから…な？」




善逸「ほら！炭治郎も行くって、行こ！」




善逸が私の手を引く




『待って！伊之助が…』




伊之助「グゥゥ…ガァァ…グゥゥ…」




A 炭治郎「寝てるね… 寝てるな…」




私達は通りかかったすみちゃんに伝えて、蝶屋敷を出た




ーーーーー
コンコンッ




カラカラ…




霞柱様「あっ、A！」




『こんにちは、霞柱さ…』




バサッ！




霞柱様「いらっしゃい、よく来たね手紙読んでくれた？」




霞柱様が飛びついて来て、少しよろけそうになる




『はい、柱稽古のことを聞きに来ました』




霞柱様「そっかぁ！」




シュ…




霞柱様は顔をあげて、多分後ろに居る善逸達を見た




霞柱様「炭治郎と黄色もいらっしゃい！」




炭治郎「こんにちは、時透君」




善逸「おい餓鬼…Aちゃんから離れろ…」




プイッ！




善逸「なっ！」




あれ？この光景前もあったような…




霞柱様「まぁ上がって」




霞柱様は私の手を引き、お屋敷に入る




霞柱様「最後の人ちゃんと鍵閉めてねぇ！」




善逸「分かってるよ！」




後ろから善逸の大声が聞こえる




居間の机の近くに座る




善逸が隣に座り、その隣に炭治郎が座る




霞柱様「皆お茶で良い？」




『私手伝います』




霞柱様「えっ、良いのに」




私は立ち上がり霞柱様の所に行く




霞柱様「…じゃあ、お願いしよっ！」




一緒に台所に立ちお茶を入れる




霞柱様が二つ入れていたから残り二つに注ぐ




霞柱様「Aが入れたのどれ…？」




お茶の葉を片付けていた霞柱様が、後ろから小声で聞く

73話 【お茶当て】→←70話 【柱稽古…？】

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