【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

無一郎編 【本当に良い子だね】 ページ24

Aが囮に出た…




…本当に良い子だね




『ねぇ、君は…君はさ…何で自分だけが本気じゃないと思ったの？』




ヒュッ…




玉壺の頚を斬る




Aが俺の横に戻ってきた




『お終いだねさようなら…Aに手を出そうとしたお前なんて、もう二度と生まれて来なくていいからね』




玉壺の頚が落ちる…




玉壺「くそオオオオ!!!あってはならぬことだ!!!お前よりも価値がある私が高尚な作品にしてやったというのに、私の頚を斬ったからってお前は下等な蛆虫に変わりな…」




シャッ！シャッ！シャッ！シャッ！




僕がトドメを刺そうとする前に、Aが玉壺を切り刻んだ




玉壺「がっ…」




A「言ったでしょ？霞柱様を悪く言わないで下さるって…早く地獄に行って？」




バラ…




ギュッ！




A「え…!?」




僕はAを抱きしめた




『ありがとう…Aのおかげだよ、良く僕の考えを理解して着いてきてくれたね…本当に良い子だよ…』




Aの頭を撫でる




Aが居なかったら、過去の事を…兄さんの事を思い出せなかった…




A「ありがとう…ございます…」





僕が離れると、鉄穴森さんが駆けてきた




鉄穴森さん「時透殿、A嬢!!大丈夫ですか、私にはもう何が何やらわかりませんでした」




何か、身体が…




鉄穴森さん「んっ？何かハァハァして…ちょっとあなた…」




『いいからさきみは、こてつくんのところへいってくれないか』




おえっ…




鉄穴森さん「泡吹いてますよ!!」




バタンッ！




鉄穴森さん「うわあああ！時透殿！」




『霞柱様！』




Aが僕に駆け寄ってくれる




A「どうしよう…まだ毒が残ってんだ…あんなぽっちの血じゃ…」




そっか…毒残ってんだ…でもあの時のAの行動だけで、もう十分だけどね…




Aが僕の頭を横にして、膝に乗せてくれた




えっ…幸せ




小鉄君「いや、これを落として拾いに行ってただけで」




そういえば、小鉄君が戻ってきてる




小鉄君「炭治郎さんから預かってたんですよ、新しい刀につけて欲しいって」




〜煉獄さん「柱として共に頑張ろう！」〜




………




Aを見ると、泣いていた…




父さん「ほら、全部うまく行った」




父さん…母さん




兄さん「よく、頑張ったなぁ」




兄さん…

54話 【それを使え！炭治郎！】→←53話 【七変雨】

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