【鬼滅の刃】心が読める…はずなのにな…「続編」

46話 【丁度いいんですよ/いいんだよ】 ページ13

霞柱様「銅鐵塚は何処？」



炭治郎「一緒に探そうか？なっ、A」




私は頷く




霞柱様「…何でそんなに人に構うの？君やAにはやるべきことがあるんじゃないの？」




炭治郎「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし」




『霞柱様の助けになりたいですし』




炭治郎 A「俺/私も行こうと思ってたから丁度いいんだよ/いいんですよ」




私達が微笑むと、霞柱様は目を大きく開けた




霞柱様「えっ？…何？今何て言ったの？…今…今」




『えっ？丁度いいですよって…イタッ！」




言葉の途中で、突然起きた禰豆子とぶつかる




炭治郎は、「謝れ！」と言いながら禰豆子を落ち着かせる




『一緒に行きましょう、霞柱様』




霞柱様「ありがとう…A…」




霞柱様の小さな一言に、胸がキュウッとする




霞柱様「…その子何かすごく変な生き物だな」




炭治郎「えっ変ですか？」




私は禰豆子をちらっと見て、霞柱様を見た




霞柱様「うん、すごく変だよ何だろううまく言えない…」




霞柱様は首を傾げる、そういえば前に私のことも不思議な子と言っていた…




霞柱様の言う不思議とか変って何だろう？




私も頭を傾げる…真似するように禰豆子も傾げる、何かを考えている炭治郎も傾げる




ふと、外に気配を感じる




『…？誰かいらっしゃる？』




霞柱様「そうだね」




私達は障子を見つめる




入ってきたのは…鬼だ




鬼だとは気付かなかった、この感情…感覚…きっと上弦の鬼だ…




私と炭治郎が構えるよりも先に霞柱様が攻撃した




霞柱様「霞の呼吸 肆ノ型 移流斬り」




上弦の鬼「ひぃぃぃ〜」




炭治郎が攻撃すると…




ザンッ




斬った！霞柱様が鬼の頸を斬った




炭治郎「時透君！A！油断しないで！」




私は霞柱様と同時に鬼に向かった…けど




鬼の攻撃で飛ばされた




ーーーーー
だいぶ飛ばされた…




霞柱様「平気？」




走りながら霞柱様が仰る




『はい』




…？子供だ襲われてる…！




『霞柱様！私はあの子を助けに行きます！』




シュタッ！




私は子供の前に立った




これは、本体じゃない…




私が攻撃しようとしたその時…




霞柱様「A、邪魔になるからその子連れてってくれない？」




霞柱様は壺を斬り、あっという間に倒してくださった




？「うわぁぁぁ！」




男の子は霞柱様に抱きついた

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