【stpr】告白をしたはずなのに誤解されちゃいました【黄】

第5誤【相談】 ページ6

たしかに、どうして莉犬にはあんなに言えたのに自分では出来ないんだろ…




『その節は偉そうな口叩いてすみませんでした…』




莉犬「いやいやいや!!!謝らないでよ！るぅとくんいなかったら俺付き合えてなかったら!!!」




「本当に感謝してるよ〜」と笑う莉犬は幸せオーラプンプンだ




莉犬「でも俺、実って欲しいなるぅとくんの恋」




『えっ？』




莉犬「だって俺の恋の恩人だもん、るぅとくんが好きになるってことは素敵な子なんでしょ？俺は、今の俺みたいにるぅとくんに幸せになって欲しい」




『莉犬…』




「ヘヘヘッ…」と笑う莉犬に僕も頬を緩ませた




『莉犬も知ってる人ですよ、僕の好きな人』




莉犬「えっ！そうなの!?」




「聞きたい！聞きたい！」と目を輝かせる莉犬に、少し迷ってから話す事にした




まだ僕の悩みの種さんが来る時間より早いから




ーーーーー
莉犬「あちゃちゃ〜！それは辛いね…」




『分かってくれますか…？』




莉犬「めっちゃ分かるよ、恋を否定される感じ…ほら俺もそうだったじゃん」




『あぁ〜』と頷きながら返事する




でも莉犬の時よりも望み薄だよ…




莉犬「でもほら！桜菜さん恋を知らない訳でもしたくない訳でもないんだからさ！伝え方を告白としか捉えられないようにすれば、きっといけるよ！」




『そうですかねぇ…でもまた告白するのダサくないですかぁ…？なんだったら今関係にヒビ入ってるのに…』




莉犬「る、るぅとくん!!!不穏なオーラがっ!!!」




ズゥゥン…と落ち込む僕に莉犬はあわわわしながらも励ましてくれる




本当に良い親友を持ちました…




ガララッ




莉犬「あっ…」




『…？どうしました？』




顔を上げて、莉犬の目線の先を見ると…




『っ…！』




悩みの種さんが登校していた




スッ…と莉犬は机から乗り出していた体制を戻して、僕とは他人のように鼻歌を歌い始めた




Aちゃん「る、るぅくん」




『っ…！』




あからさまにビクついちゃった…しっかりしろ僕〜!!!




Aちゃん「おはよう」




『……』コクンッ




おい…！返事はどうした僕!!!




Aちゃん「昨日暖かくして寝た？お熱出てたりしてない？」




『……』コクンッ




あぁ〜!!!駄目だ〜!!!




目合わせられないし返事も出来ない




こんなんじゃ、この恋はお先真っ暗だよ〜!!!

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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