第6誤【脱走】 ページ7
こんなんじゃ、この恋はお先真っ暗だよ〜!!!
Aちゃん「そっか、良かった…私も楽しかったよ」
「ありがとね」と言い残してAちゃんは僕から結構離れた自席に向かった
莉犬「るぅとくん…!せめて『おはよう』くらいは言わなきゃ…!」
後ろから小さく莉犬の声が聞こえて、僕はまた頷いた
僕の口が言う事聞いてくれなくなっちゃった…
ーーーーー
あれから数時間後、僕の口がまた言う事を聞かなくなった
お昼休みの今、僕はとっても困ってる
何故かと言うと…
Aちゃん「駄目かな…?お昼…」
Aちゃんにお昼を誘われているからっ…!!!
どうしよう…言わなきゃ、何か言わなきゃ…!ただ小さくプルプルしてても意味が無い!!!
けどやっぱり僕の口は言う事を聞いてくれなくて…
『……』フリフリ
そして体も言う事を聞かなくなった
タッタッタッ!!!
莉犬「わぁ!るぅとくん!?って、えぇぇぇ!!?」
丁度教室に入ってきた購買帰りの莉犬連れて、外の飲食スペースまで脱走した
ーーーーー
『はぁ…はぁ…』
莉犬「何やってんのるぅとくん!!!」
『だ、だって…』
莉犬「結局今の所Aちゃんと一言も話せてないじゃん!!!それにお昼のお誘いも断って!!!」
『僕だって出来ることなら断りたくなかったですぅ…』
言う事聞いてくれない僕が悪い…
莉犬「このままじゃ、本当に終わっちゃうよ?それにAちゃんが可哀想」
『えっ?』
莉犬「るぅとくんAの顔みてないから気付いてないかもだけど、朝とかAちゃんるぅとくんが口きいてくれなくて凄く悲しそうな顔してたよ?」
『本当ですか?』
莉犬「疑うなら自分で見てきなよっ!」
それが出来ればこんなに苦労しないんですって…
『あぁ〜…もうやだぁ〜…こんなに悩んでもなおAちゃんが大好きな自分が嫌になる…』
頭を抱える僕に莉犬は「るぅとくんが頑張るしかないよ」と正論を言った
『頑張ります…』
そういった僕に、莉犬は小さく微笑んだ
ーーーーー
家に帰ってからも色々と悩んだ
色々悩んでやっと見つけた答え
これがきっと1番なんだ
ごめんね、莉犬…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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花音 - aliceroseさんこんばんはです♪完結おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆凄くハラハラしつつ胸キュンしました(/-\*)2人が結ばれて良かったです( ;∀;) (2021年10月26日 18時) (レス) @page12 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 星奈さん» いいえ〜(●´ω`●) (2021年10月25日 20時) (レス) id: b029b97bf5 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - alice roseさん» んふ、ありがとうrose! (2021年10月25日 20時) (レス) id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose(プロフ) - 星奈さん» あぁ…!爆発しないで…!私の可愛い星奈〜!(●´ω`●) (2021年10月25日 20時) (レス) id: 77a3300889 (このIDを非表示/違反報告)
星奈(プロフ) - alice roseさん» 可愛い((爆 (2021年10月25日 19時) (レス) id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose | 作成日時:2021年10月25日 17時