33話 【相談】 ページ43
そして屋敷に入った…
廊下を歩きながら考える…
私は善逸に惹かれてる…助けてくれるたびに意識してしまう…
けど…
善逸は禰豆子が好き…禰豆子を見るたびに求婚して、「今日も可愛いね」と花を渡してる
誰かどう見ても…惚れてる
私は足を止める
善逸といる時も距離が近いときや、前は「好き」や「可愛い」と言われると鼓動が早くなった
だけど…霞柱様といる時の方が鼓動が早くなることが多い
霞柱様が良く顔を近づけるから…?顔が赤くなるような言葉を、サラッと仰るから…?
心臓の鼓動が早くなるのは
……好きってこと…?
相談しよう…
あの方に…
ーーーーー
朝になりすぐに善逸達の様子を見る
まだ目を覚ましていない
『おはよう…』
独り言になってしまった言葉を残し、部屋を出た
台所で朝ごはんを作る
アオイ達と朝ごはんを食べ、カナヲと訓練部屋に向かう
カナヲ「A…最近元気ない…?」
突然カナヲが話しかけてきたので、少し驚いたけどすぐ返事をした
『そう見える?』
カナヲ「うん…なんだか、悲しそう」
カナヲは最初全くと言っていいほど感情が読めなかった、けど会話をするようになってから少しずつ感情が分かるようになった
今はとても心配してくれている
私は笑顔で言った
『たしかに善逸達が怪我をして悲しい…だからこそもっと強くならなきゃ』
カナヲは少し微笑み、訓練部屋に着いた
カナヲと打ち合いをして部屋に戻った
そろそろ行こうかな…
アオイに『繁華街に行ってくる』と言い、蝶屋敷を出る
ーーーーー
前に来た甘味処に眼を向ける
…居た!
そこには前と同じように桜餅を食べる恋柱様が居た
『恋柱様〜!』
私は手を振り駆け寄る
恋柱様「あら!Aちゃん!」
恋柱様も立ち上がった
『ちょっと、相談したいことが!』
恋柱様は大袈裟なほどに喜び、隣の席を勧める
恋柱様「それで相談って?」
恋柱様がニコニコしながら聞く
『えっと…最近霞柱様にお会いしまして』
恋柱様「あら!無一郎君に?」
霞柱様のお話した
恋柱様「きゃ〜!無一郎君ったら〜!」
恋柱様は話している途中から頬を赤らめていて、話し終えるとそれが溢れるようにキュンキュンしていた
恋柱様「それはもう脈アリね!私には分かるわ!無一郎君は…………」
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alice rose(プロフ) - あいうさん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月19日 18時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 面白いですね (2021年1月19日 16時) (レス) id: 1883dbefc1 (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - あおいさん» そうなのですね、すみません…変えるられるようにしても良かったのですが、設定等でいざこざが出来てしまうので固定にしました、それでもタイトルを褒めていただきありがとうございますm(_ _)m (2020年11月3日 12時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - すごく読みたくなるタイトルで開いてみたら主人公の名字が魔美夜。なんだか感情移入がしにくいかな (2020年11月3日 7時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
alice rose - 胡桃さん» コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2020年8月30日 14時) (レス) id: a666e6cc6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alice rose x他1人 | 作成日時:2020年8月30日 9時