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side→有栖川
暫くすると
私の周りは雄英生だらけになっていた
「ハイ、えー
ここで一気に8名通過来ましたー!
残席は10名です」
「残り10人…」
「A組は…」
「あと9人…
これ…
全員はもうムリかなぁ…」
そんな時
「2名通過!!残りは8名!!
7名!5名!
続々と!この最終盤で一丸となった雄英が!
コンボを決めて通っていく!」
どうやら今雄英通過ラッシュらしい
「安心したら…眠く…」
「まだ二次あるよ!?」
「てか安心してないだろ
さっきからずっと眠そうだったよお前…」
「早く終われ…」
「0名!
100人!!今埋まり!!
終了!です!ッハー!!
これより残念ながらだつらくしてしまった皆さんの
撤収に移ります」
そのアナウンスがなった後、
入ってきたのは知らん奴一人以外雄英で
雄英高校A組は21人全員一次を突破した
喜びに浸っている間に
室内に付けられていたモニターでは
丁度さっきまでいた会場の破壊活動が始まっていた
「次の試験でラストになります
皆さんにはこれからこの被災現場で
バイスタンダーとして救助演習を行ってもらいます」
「救助…!」
緑谷が呟く
ヒーローを目指せば必ず通る…とは思っていたが
思ったより早い…
救助とか…
「人を苛立たせる自信しかない」
「そ、そんなことないよ!!
授業でもやったし!!」
麗日はそうフォローするが
思い返せば授業では…
:
「大丈夫すかオールマイト」
「有栖川少女…もう少し心配そうに聞いてくれ…」
:
あー…駄目だ
「ここでは一般市民としてではなく
仮免許を取得した者として
どれだけ適切な救助を行えるか
試させて頂きます」
「む…人がいる…」
「え…あァ!?
あァア!?老人に子ども!?
危ねぇ何やってんだ!?」
「彼らはあらゆる訓練において
今引っ張りダコの要救助者のプロ!!
"HELP・US・COMPANY"の皆さん
略して"HUC"の皆さん
傷病者に扮した"HUC"がフィールド全域にスタンバイ中
皆さんにはこれから彼らの救出を行ってもらいます
尚、今回は皆さんの救出活動をポイントで採点していき
演習終了時に基準値を超えていれば合格とします
10分後に始めますので
トイレなど済ましといて下さいねー…」
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名無(プロフ) - もちさん» ありがとうございます。コメントを読んでいたらいつの間にかガッツポーズしていました…。(笑)とっても嬉しいです!!頑張ります!! (2018年7月3日 18時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コメント失礼します……。読み進んでたらいつの間にか泣いてました。びっくり。いいお話をありがとうございます。この作品大好きです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2018年7月3日 14時) (レス) id: 8b19b439f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2018年4月1日 6時
