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side→有栖川
3日目
今日も楽しい個性特訓
「せーのっ」
私は個性同時発動を練習中
はぁ周りが木に囲まれてるって素敵…
「『チェシャ猫』…『アリス』!!」
さっきからずっと個性の掛け合いを考えてたりするが
なかなかマッチするやつは見つからず
「ふぅー…」
とても疲れた
今日は夜に肝試しをするらしいが
ぶっちゃけ寝たい
アメとムチか…
私にとってはムチとムチだ
:
夜ご飯を食べて
待ちに待った肝試し…
補習組は授業らしい
「有栖川〜変わって〜」
「いいよ」
「え、まじ!?」
「だめだ、有栖川はテストオール満点」
「うっそだろお前!?」
残念ながら本当である
なんだかんだあってくじ引き
「はちばん…」
「あ、有栖川さん?一緒だね」
「緑谷…ちゃんと守ってね」
「…!?」
「驚かせるの…だめだから」
「「可愛い…っ」」
「?」
数分後
暗い森の中からは悲鳴が響き渡っている
最後だからちょっと怖い…
すると
「何この
焦げ臭いの…」
「黒煙…」
そしてすぐ目の前で
真っ赤な血が地面に滴り落ちた
「!?」
「何で…万全を期したハズじゃあ…!!
何で…
何で敵がいるんだよォ!!!」
背中に嫌な汗がじわりと伝った
「ピクシーボブ!!」
「やばい…!」
ヒーローも焦る
生徒達はもっとだ
「ご機嫌よろしゅう雄英高校!!
我ら敵連合開闢行動隊!!」
しまった…!短剣持ち歩いてない…!!
「その倒れてる女…ピクシーボブは
最近婚期を気にし始めてなぁ
女の幸せ掴もうって…
いい年して頑張ってたんだよ
そんな女の顔キズモノにして
男がヘラヘラ語ってんじゃあないよ」
ヒーローが戦闘態勢に入った
「皆行って!!
良い!?決して戦闘はしないこと!
委員長引率!」
「承知いたしました!行こう!!」
マンダレイの顔を見た
心配している…私たちじゃない
何を…?
まさかあの人、あの子のいる場所知らない…?
「待って!!」
「有栖川くん!?」
「…飯田くん、先行ってて」
「緑谷くんも!?何を言っている!?」
「マンダレイ!!
僕、知ってます!!」
「私も行く」
私は緑谷と一緒に
昨日の場所へ走った
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名無(プロフ) - もちさん» ありがとうございます。コメントを読んでいたらいつの間にかガッツポーズしていました…。(笑)とっても嬉しいです!!頑張ります!! (2018年7月3日 18時) (
レス) id: 0fdfaa66b3 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - コメント失礼します……。読み進んでたらいつの間にか泣いてました。びっくり。いいお話をありがとうございます。この作品大好きです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2018年7月3日 14時) (レス) id: 8b19b439f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無 | 作成日時：2018年4月1日 6時
