line 115.5─Interlude─&作者より(追記) ページ1
横浜の夕暮れは、闇と共に死を連れてくる。
少し冷えた風が体をすり抜けていく。
夜になれば、そこかしこに死の匂いが漂ってくる。
きっと今日も貧民街では子供たちが塵を漁っているのだろう。
老婆が死人の髪を抜くように、生きるためには仕方がないことなのだ。
そんな世界で、私は今日も生きている。
誰かを手にかけ守るべきものを守る。
世界は私たちに優しくはないのだから。
・
そんなことを、いつかの夕焼けに思ったことがあった。
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皆さんお久しぶりです、又は初めまして。
作者の九ノ瀬杏璃栖と申します。
気づけば四作目にも入り、前作ではお気に入り登録数が80人にまでなっていました。
本当にありがとうございます。
今作も皆さんに楽しんでいただけますよう頑張ります。
コメントや評価もしていただけるととても嬉しいです。
もうしばらくの間、お付き合いいただけたらと思います。
タイトルは、貴方と
この作品をよろしくお願いします。
では。
6/8 九ノ瀬杏璃栖
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作者名:九ノ瀬 杏璃栖(ここのせ ありす) | 作成日時:2019年6月8日 8時