うちの旦那の親バカ日記【赤司征十郎】

▼運動会 ページ13

夏の残暑が漂う9月の土曜日

今日は待ちに待った幼稚園の運動会の日です




赤「完璧だ」




旦那も今日の為に前日の夜から場所取りにテントを建てに行ってるのは知っていたけど……




『これとそれとあれ！撤収！』


赤「なぜだ！？」




私も朝テントに行くと、なんといつの間に自作していたのか応援旗も飾られていた

目立ちすぎて恥ずかしいわ！

私は何とか旦那を言い聞かせ、周りの障害物を撤去させた




『天、ちゃんと帽子かぶってね』


赤「水もちゃんと飲むんだぞ？」


天「ぼく、いちばんになるー！」


赤「さすが僕の息子だ。頑張っておいで」


天「うん！」




いよいよ開会式も始まり、順調にプログラムが進んで行く

旦那は天の出番を片時も逃さないようにビデオカメラとにらめっこ中




赤「天が……！あんなに華麗にダンスを踊っている……！」




みんなと息を合わせて足踏みをしたり、がんばって覚えたダンスを踊ったり、小さな手でたくさんの玉を抱えて投げたり……

一生懸命に何かに取り組む天を見て、私たちは感動に浸っていた




『次は親子競技だって』


赤「それじゃぁ、行って来るよ」




旦那はここぞとばかりに張り切って整列場所へと向かって行った

羽目を外さないよう注意はしておいたけど……;;

ちなみに競技は借り物競争

ちゃんとお題を見つけられるかな……？




宮「位置について、よーい――パン！」




征くんと天の番

ピストルの音と一緒に、最初に飛び出したのも二人だ




『がんばれー！』




さっそくお題が書かれている紙を取ったみたい

一体何が書かれているんだろう


そう思っていると、2人は真っ直ぐこちらに向かって歩いて来た




赤「A、来てくれ」


『え』


天「ママも一緒！」




私は言われるがままに引っ張られゴールへと駆り出される

結局そのまま一番最初にゴールしてしまった




宮「えー、赤司んちのお題は……好きな子」


『！？』




それって、本当は天が選ぶべきだったお題なのでは……？;;




赤「僕の好きな人は彼女だけです」


『ちょ、真剣な顔で言わなくていいから！//』


宮「お前の好きな相手連れてきてどうすんだよ！幸せ見せ付けやがって！轢くぞ！」




子供の運動会でも、うちの旦那は全力です




＿＿＿＿


最近更新サボリ気味で申し訳ございませんでした;;

いつの間にお気に入り数が200人超えに！？感謝です(泣)

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