―番外編―女子の落とし方講座2 ページ38
玲「それで!?どうだったの!?」
部活終わり、いつものメンバーが戦況報告を赤司に求めた
赤司はバッグから何かを取り出し、答えた
赤「苺ミルクをもらった」
玲「なんっっでよ!」
赤「言われた通り壁に押して唇を見つめたんだ。Aは照れていたと言うより……困惑していた様子だった」
小「え〜なんでだろ?」
永「あいつが特殊なんだろ」
誰も違和感に気付かず、話題はさらに次の段階へと進み始める
玲「もう一回告白するのはどうかしら」
千「またはぐらかされるだろ」
永「じゃぁ違う方法で言えばいいんじゃねぇか?」
赤「違う方法とはなんだ」
玲「やっぱり言葉にするのは大事よね」
千「親近感が湧く相手に心を開くと聞いたことがある」
永「インパクトがねぇとな!」
小「あ!歌なら気持ちを伝えやすいしいいんじゃね?」
誰も暴走を食い止められないメンバーだけで話は盛り上がり、次の作戦決行日がやって来た
果たして次こそAに気持ちは伝わるのだろうか……?
赤「A、これを声に出して読んでほしい」
『何これ?』
赤司は一枚の歌詞が書いた紙をAに渡した
赤「Aの台詞からだよ」
『え……;;(とりあえず読んだほうがいいのかな)……ねぇ、ちょっとおかしなこと言ってもいい?;;』
赤「そういうの大好きだ」
『!?』
歌詞にあるのは某アニメーション映画の挿入曲だった
『(これア○雪だよね……;;)』
赤「教えてよ」
『え?;;』
赤「何が好きか」
『……サンドイッチ?;;』
赤「僕と同じじゃないか!」
『!?』
赤「2人だから〜♪とびら開けて〜♪」
Aの混乱を他所に赤司は歌った。そう、歌い続けた
玲「征ちゃんが歌ってるわ!素敵!」
小「ちょ、写真写真!」
永「Aのやつなんであんな微妙そうな顔してんだ?」
千「……(パシャパシャパシャパシャ」
赤「(これでAに僕の気持ちも伝わっただろう)」
『(最近の赤司くん、なんかおかしい!!;;)』
ちなみに次に考え出された、押してダメなら引いてみろ作戦も失敗に終わり、
後日事情を知ったAが先輩達に説教したとかしなかったとか
2人の距離が縮むのはもう少し先の未来
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みかん(プロフ) - ゆな子さん» まさか、知らないうちににゃんこ大戦争ネタが混じってたンスか!?((黄瀬風(笑)コメントありがとうございます!!ちゃんと可愛い赤司様になってたみたいで良かったです(泣) (2019年8月23日 11時) (レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな子(プロフ) - 無性に『にゃんこ大戦争』を思い出したのだよ。((緑間風 赤司様様可愛いです// (2019年8月23日 10時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» いつまでもリプ返す私もいけないんですけどwwおやすみなさい(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - ありがとうございます!今度こそほんとに落ちますね(笑) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» 夜分遅くにこちらこそありがとうございます!遊びに行かせていただきます(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2019年5月9日 13時