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「じゃあ、僕先に行くよ？」
「あっ、ちょっと、リーマス！置いてかないでよ！」
「でも黙っててって.......。」
まだ機嫌の悪いシリウスを睨み付けながら、彼女は僕の方に駆け寄ってきた。
確かに、猫でいる方が可愛いかも。なんて、怒られちゃうから絶対に言わないけど。
「ほら、早く、あんなうるさい犬置いていきましょ！」
「い、犬？シリウスが？」
彼女は一瞬だけ、しまった。そんな顔をして、でも直ぐに悪戯な笑みを浮かべて教室の扉を開けた。
きっと彼女は無意識なんだろうけど、掴まれた所がちょっとだけ熱い。こういうの、慣れないなあ。
でもこういう強引さが良かったりする。彼女は前に出ようとしない僕をいつだって引っ張り出してくれるんだ。
セブルスの時もそうだった。本当は話してみたくて、仲良くしたくて、でもジェームズ達の手前仲良くするなんてできなくて。そんな時僕を彼と引き合わせてくれたのは彼女だった。
まるで僕の考えなんかお見通し、そんな風に。
お陰で僕達はみるみる間に仲良くなって、今では週に何度か禁じられた森を2人で探検したりしている。
今は僕のターンみたいだから、
────いい、よね？
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usagi(プロフ) - 哀羅さん» 哀羅様。はじめまして、コメントありがとうございます。ルーピン先生とても魅力的な方ですよね.......その魅力をどうやって文字に起こすか、常に考えながらこの作品を書いております。更新はスローペースですが完結までお付き合い頂けると幸いです＊ (2020年10月27日 6時) (
レス) id: 65ea0692b5 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - お初お目にかかります。ルーピン先生！私も一番大好きな人なんです。嬉しいです！今更ですが、一作目からゆっくり読ませてもらってます。 (2020年10月25日 19時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - つくもがみさん» つぐもがみ様、いつもありがとうございます＊ (2020年2月24日 17時) (レス) id: a60327fc69 (このIDを非表示/違反報告)
つくもがみ - いつも楽しく読んでます！！更新、頑張ってください！！ (2020年2月24日 16時) (レス) id: 5f5a117b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2020年2月1日 0時
