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「もう！リーマスの馬鹿！
変態！このロリコン！」
「それは、聞き捨てならないな。」
朝、自分の格好を見たAは
一瞬で何があったかを理解して
隣で微笑むルーピンを睨んだ
「昨日の君は、凄く＿＿可愛かったよ。」
「ああ、もう最悪…」
大体どうしてそこまで酔っ払ったかというと
事の発端はダンブルドアが
意味の分からないゲームを始めたからである
この部屋に戻ってきたくらいから
私の記憶は一切無い
だから、昨日自分が何をしたのかも
全く覚えていないのだ
「いつもあのくらい
甘えてきてくれればいいのに。」
「悪かったわね、可愛げ無くて！」
Aはルーピンを枕で殴ると
そのままベッドから起き上がった、が
直ぐに後ろから回された腕によって
ベッドへと引き戻される
「普段の君も、酔っ払った君も、
私からすればどちらも可愛くて堪らないよ。」
「…な、そんなこと良くも平気な顔して、」
こういう事をサラッと言ってしまうあたり
やはりルーピンは天然タラシだなあと思う
Aはそんな彼の鳶色の髪を
わしゃわしゃとグチャグチャにしてやった
「こら、なんてことするんだA、
グリフィンドールから10点減点。」
「そんな格好で言われても
説得力ないんだけど…」
ルーピンは自分の姿をちらりと見ると
ケラケラと笑い始めた
当たり前だ、衣服は床にちらばっていて
今の彼は何も身につけていないのだから
「残念だけど、今の貴方は先生じゃなくて
ただのリーマス・ルーピンよ」
「それは＿＿君もだ。」
うるさい、とその額を小突けば
彼は何食わぬ顔でAの身体を引き寄せた
素肌から感じられる彼の温もりに
なんだか満たされた気持ちになる
「来週からイースター休暇だけど、
どこか行きたいところはあるかい？」
「んー、海」
「…本気？」
「冗談よ、なんか、たまたま頭に浮かんだだけ」
考えとく、とAはルーピンの胸に
顔を寄せ目を閉じた
今日は土曜日なので何度寝ても問題は無い
「A、」
「どうしたの？」
「君を＿＿抱きたくなった。」
「やだ、もう勘弁して」
さすがに立てなくなる、と
その目を見つめれば
彼の唇はゆっくりと弧を描く
身の危険を感じたAは
慌ててその腕の中から逃げ出そうとしたが
結局逃げ出すことはできず
そのままルーピンの朝ご飯となったのだった
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usagi(プロフ) - ひよりさん» ここまで御付き合い頂き有難う御座います、次章更新まで暫くお待ち下さい：) (2019年11月17日 22時) (
レス) id: 569eb0a44e (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - たくさんの更新嬉しいです(^ ^)甘々も最高でしたが次章からも楽しみです！ (2019年11月17日 20時) (レス) id: fc06e52f97 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - no nonさん» 嬉しいです、有難う御座います！今後も御付き合い頂けると幸いです：) (2019年11月17日 10時) (レス) id: 569eb0a44e (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - このお話を最近から読み始めたのですが…ホントに面白いです。今までの伏線からどのような展開になっていくのか…気になって気になって仕方ないです。更新楽しみにしてます(*´`*) (2019年11月17日 8時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2019年11月16日 0時
