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──2月14日
Valentine's-Day
「…何奴も此奴も。」
「はいセブ、生徒を睨みつけない」
その日は朝食の席から
なんだか生徒が賑やかだった
「あら、朝からお熱いわね」
「くだらん。」
目の前で猛烈なキスを交わすカップルを
若干引き気味に見つめるAと
滅びろ、と何とも恐ろしい事を言いながら
パンを口に放り込むスネイプ
「おはようA。」
「おはようリーマス、
あ、先に来ちゃってごめんね
気持ち良さそうに眠ってたから…」
いいんだ、とくたびれた笑みを浮かべ
席に着いたルーピンは
浮ついた様子の生徒をひと通り見回す
「さすがバレンタイン、
生徒達の落ち着きのなさは
クリスマスと同率１位って感じだ。」
「まあ、バレンタインだもんね
＿＿って、寝癖ついてる」
慌ててきたのか、髪の毛はボサボサで
寝癖がついたままだ
Aはそんな、ルーピンの髪を整えてやる
柔らかい鳶色の髪に触れると
ひたすら撫でたくて堪らなくなったが
生徒の前なので我慢した
「ありがとうA。」
ルーピンはにっこりと微笑むと
パンを口に放り込み始めた
「…あの、ルーピン先生」
暫く談笑しながら食事をしていると
何人かの生徒がルーピンの前にやってくる
「ん？どうしたんだい？」
「こ、これ、先生に！」
「私も！」
「私からも！」
みるみる間に彼の前にはチョコが積み重ねられ
心做しか彼も嬉しそうにしていた
「顔に出てるぞ。」
「…な、うるさいわね」
その様子を随分と険しい顔で見ていたらしい
スネイプの言葉にAは自分の顔を両手で覆った
「お前の恋人はモテモテだな。
して、お前はどうなんだA。」
「もらってないけど、何か？」
マジでムカつく、と
テーブルの下でスネイプの足を踏みつける
「A先生、ルーピン先生がいるので
迷惑かもしれないけど…
あ、何も入っていないですからね？！」
「先生、僕のも貰ってください
あ、危ないものなんて入ってませんから！」
隣のスネイプの威圧のせいなのか
何故かみんな何も入っていないを強調していく
1人の生徒が来たのをきっかけに
何人もの生徒がチョコを持ってきた
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usagi(プロフ) - ひよりさん» ここまで御付き合い頂き有難う御座います、次章更新まで暫くお待ち下さい：) (2019年11月17日 22時) (
レス) id: 569eb0a44e (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - たくさんの更新嬉しいです(^ ^)甘々も最高でしたが次章からも楽しみです！ (2019年11月17日 20時) (レス) id: fc06e52f97 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - no nonさん» 嬉しいです、有難う御座います！今後も御付き合い頂けると幸いです：) (2019年11月17日 10時) (レス) id: 569eb0a44e (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - このお話を最近から読み始めたのですが…ホントに面白いです。今までの伏線からどのような展開になっていくのか…気になって気になって仕方ないです。更新楽しみにしてます(*´`*) (2019年11月17日 8時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2019年11月16日 0時
