ヌナの本心 ページ34
｢テテが……っ、すき、、もう忘れようと思ったのに……ダメなのっ、全然、ダメだ………っ、｣
｢うん。そっか……｣
｢でもね、ダメなの。私はテテを裏切って傷付けて好きでいる資格もないそれにグクに……っ、グクに想って貰えるような人間でもない……っ、｣
｢どうしてそんな事言うの？グクはAちゃんのこと本気で好きだよ｣
｢私ね、グクに抱かれると全部忘れられたの。テテが好きで苦しい気持ちも……だからグクが私をどんな気持ちで求めてくれてるかも考えないでその一瞬のために利用したの｣
｢Aちゃん……｣
｢だから、ダメなのっ、、私なんか……っ、わた……っ、ひっ、ぅ………っ、｣
そこで泣き崩れたヌナをアミヌナが何度も大丈夫だからと言って宥めている
｢テテもジョングクもAちゃんの事そんな風に思ってないよ？弱いところがあって当たり前だもん。あの二人にだってズルいところはあった。Aちゃんだけがそんな風に自分を責めないで｣
｢ずっと、苦しかった……っ、、グクの気持ちがっ、思ってくれればくれるほど……っ、私には…真っ直ぐすぎて………っ、｣
無意識に握りしめていた手に涙が落ちる
初めて知ったヌナの本心
ずっと俺が想い続ければヌナを幸せにしてあげられると思ってたのにこんなにも苦しめていたなんて
｢うん。分かった。分かったから。もう自分を許してあげて………っ、｣
きっとアミヌナも泣いてる
二人のすすり泣きが静かに聞こえてブツっと音声が途切れた
｢はぁ…ホントに俺ってバカですね。｣
｢ジョングガ………｣
｢あーぁ、俺が本気になれば振り向かせる自信あったのにな。やっぱりヌナは手強いですね(笑)｣
｢無理して笑うな。｣
｢………っ、く、、ぅ…っ、｣
ジミニヒョンにそっと引き寄せられると肩にもたれ掛かるように俺の頭を包んでくれる
大の男同士が何やってんだときっと周りからは見られてるだろう
｢お前はさ、テヒョンアに惚れたAに惚れたんだ。それが全てだろ｣
ジミニヒョンがたどり着いた真理が心にストンと落ちてあぁそうかと納得がいった
｢家においで。きっとアミもAに付いてるだろうから｣
ジミニヒョンの厚意に何度か頷いて店を出る前にその音声ファイルを転送した
“親愛なるヒョンへ。お節介なマンネからの最終警告です“
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ありす(プロフ) - 花純さん» お返事遅くなりすみません(；＿；)テテ溺愛のヌナに共感して頂けて嬉しいです！最後まで更新したので是非続きもキュンとして下さい〜(^ ^) (2021年4月7日 17時) (
レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
花純(プロフ) - テテの愛おしく思う主人公の心情に共感！！！キュンキュンします！続きが楽しみです！ (2021年3月20日 19時) (レス) id: 19849ba04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす | 作成日時：2021年3月16日 23時
