10話。 ページ13
そしてリビングに戻ろうとしたその時、Aに悲劇が…。
そう、茶髪の兄が出てきたのだ。
どうしようかとオドオドしていたら、
兄「うっわぁ、あの時の幽霊っ！！！！！！」
と、兄が叫んだ。
一瞬、意味がわからなくなって混乱したが、とりあえず「失礼しましたぁぁあ」と言って上に逃げ込んだ。
部屋の鍵を閉め、考え直してみる。
「私って可愛い妹ちゃんよね？幽霊じゃないよね？」
勿論、死んだ覚えなどない。
そっか。
引きこもってからだったな、髪が変色したの。
通りで兄が覚えていない訳だな。
…ん？
「あの時の幽霊」って、この前のこと？
もしかして起きてたの…？
記憶があったの？
幽霊が兄を持ち上げてタオルケットまで掛けてあげたのかと思ってたの？
あぁぁ…と布団にうずくまって嘆いてみる。
そこで記憶が途切れた。
あの後、精神的に疲れたのか、居眠りをしてしまった。
もう夜の7時。
夜ご飯食べながら歌い手さんの動画見よっかな。
階段まで行くと、コンビニの冷やし中華があった。
それを食べながら、動画を見てみる。
A「あ、天月さんの実写MVがある！」
動画をクリック。
A「兄…さん…？」
…そこに出てきたのは、昼間会ったあの顔だった。
天月さん、だったのかな…？
いや、似てるだけかも…。
でも、何回見ても、動画の中の『天月さん』は、家に居る『兄』に見えてしまうのだった。
何か恥ずかしくなってきた…。
さらに兄に会えなくなってしまった。
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ミミ - 文才ありすぎませんか？ 好きです (2021年1月24日 20時) (
レス) id: 5412205f13 (このIDを非表示/違反報告)
美雲 - このような、素晴らしい作品を作れるなんてとても凄いです。続き、楽しみにしています。 (2020年1月13日 16時) (レス) id: 0e776977f0 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き(プロフ) - すみません…私事なのですが、苗字と、名前が被ってしまってとても読みにくいため変えてもらうことは出来ませんでしょうか？ (2019年4月2日 22時) (レス) id: 9a6c0bea28 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 夢主ちゃんは、パラジクロロベンゼンとか飴と鎖みたいな感じの曲を作るのかな？ (2018年10月19日 22時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)
林檎紅茶(プロフ) - 眠い(ーー)さん» コメントありがとうございます！星を押すほどの作品ではございませんよw楽しんでいただけて何よりです！ (2018年9月24日 1時) (レス) id: 26bfe0290c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎紅茶 | 作成日時：2018年7月3日 5時
