＊マネージャーさん ページ43
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TH「無理言ってごめんなさい、マネヒョン。」
MJ「本当だよテヒョンア〜。頼むよ〜。
…で？この子？最近お前が楽しそうに… 「マネヒョン！！！」
テヒョンさんは凄い勢いでマネージャーさんの言葉に自分の言葉を被せる。
TH「…あーごめん、気にしないで。」
って、テヒョンさんは自分の顔を覆った。
MJ「テヒョンア…そうかぁ。頼むから大事にはしないでくれよ。」
TH「分かっていますよ、ヒョン。」
何が何だか分からないとキョロキョロしている私を、テヒョンさんは よしよし、という風に頭を撫でる。
気が付けば車は厳重そうなシャッターが開いてその奥に続く地下駐車場へ入っていく。
MJ「はい、着いたよ。大丈夫だろうけどくれぐれも気をつけてくれよ。」
TH「マネヒョン、ありがとうございます。」
テヒョンさんはドアを開けて地面に降り立った。
はい、と片手を差し出し私に降りるように促す。
「あ…あの！すみません、ありがとうございました。」
私は絞り出した声でマネージャーさんにお礼を言った。
MJ「いえいえ。くれぐれも気をつけて行動してください。お願いします。」
「…すみません、気をつけます。」
当たり前だ、マネージャーさんが1番不安に思っているはずだ。
下手したら自分の責任になるのだから。
そして私はその責任を更に重くさせている原因なのだから。
MJ「すみません、責めているわけじゃないんです。テヒョンアは最近凄く仕事熱心です。感謝するのは私の方です。」
TH「…マネヒョン！」
MJ「ははっ、ごめんね(笑)
…とにかく気をつけてくださいよ、2人とも。」
そう言ってマネージャーさんは去っていった。
TH「本当に…はぁ。マネヒョン…。」
とテヒョンさんは小さくため息を零した。
TH「ごめんね、驚かせて。さ、カメラ選ばなきゃ！お店に入ろ！」
テヒョンさんは私の手首を掴んで入口の方向へ歩く。
歩幅を合わせて歩いてくれるテヒョンさんは、やっぱり周りのこともちゃんと見てくれている。
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ali(プロフ) - lemonyellowさん» はじめまして！初めてコメントいただけて嬉しいです！テヒョンをおじいさまとするのはどうなのかなーと思いつつも、彼は歳をとっても変わらず良い男性だろうなと想像して書き始めました。2冊目も開始しましたが最近話がまとまらず…また更新しますね！ (2021年2月21日 18時) (
レス) id: 5532d430b0 (このIDを非表示/違反報告)
lemonyellow(プロフ) - はじめまして。おじいさまなテヒョンさんを想像しつつ、2人の素敵なお話に、夢中になって最後まで読み進めてしまいました。今、目が乾いちゃっています。続きが楽しみです。 (2021年2月21日 17時) (レス) id: 121c3259e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ali | 作成日時：2021年1月15日 7時
