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「A、昼休み明けに申し訳ない」
「なんでしょう？」
ランチが終わってオフィスに戻ると、ウィーズリーが神妙な面持ちで声をかける。
「今日は他に何か仕事が残ってたりするかい？」
「いえ…恐らく定時には帰れるかと」
ウィーズリーは「良かった」と声を漏らす。
「今日は早めに帰った方がいい」
「どうしてそんな、」
「これは君のために、だ。…頼むから」
そんなに頼まれなくたって帰れる時に帰りますよ。今日は久しぶりにまっすぐ家に帰ろうかな。あのシャーリーとかいう女がいたって構うもんか。
「今トントンはいないみたいですけど、もし彼にも会ったら伝えておきます」
トントンは恐らく別件で外に出ているみたいだ。
「あー…そうだね、そうしておいてくれ。僕はこれから会議だから」
ウィーズリーがオフィスから出るのと同時にトントンが入ってくる。
tn「毎回ギリギリすぎん？」
「それは私も思った。ウィーズリーさんが、今日は早く帰れって」
tn「あー…分かった。そうするわ」
トントンもウィーズリーも同じような反応を見せた。違和感を覚えたが、追及する程のものではない。
彼らの言いつけ通りに提示で帰れば、家にはグルッペンだけがいた。久々の二人っきりの食事だというのに、彼は何も話さない。ただ目の前の肉をフォークとナイフで切り分ける、それこそロボットのようだ。翌日オフィスへ向かうと、二人はいなかった。いつもは早く来ているトントンも、ぎりぎりで入ってくるウィーズリーもいない。遅刻だろうと踏んで数時間待ってみたが、お昼前になってもやってこない。
「仕事が溜まるんですけど」
さすがにイライラしてきて、闇祓いのオフィスへと行ってみた。
「なに？」
そこには先日、コネシマを馬鹿にした闇祓いがいた。
「…悪いんだけど、ゾムいる？」
ひとらんよりは話しやすそう。彼に会いたいと要求すると、「俺に何の用？」と後ろから声が聞こえる。いつものフードは被っておらず、額は汗ばんで髪がはりついている。
zm「ミス・グリーングラス。こんな所に何の用？」
「トントン知らない？できればウィーズリーの居場所も知りたいんだけど」
ゾムの目が一瞬大きく見開いたのを見逃さない。
zm「実は昨日二人と夜遅くまで飲んどってな…酔いつぶれとんねん、俺の家で。ほんまごめん」
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Alex(プロフ) - sayakaさん» 凄い嬉しい感想を…ありがとうございます！ストックはありますので、更新して参ります！ハリポタもお好きとのことで、そんな方に響く小説が書けたこと嬉しく思います。 (2020年3月7日 11時) (
レス) id: 800cd6aa0a (このIDを非表示/違反報告)
sayaka(プロフ) - 読みました。ハリポタもwrwrも好きなのですが、どちらの良さも残ってるどころかより良くて本当に面白いです。続き楽しみにしています。といっても催促したいわけではないので、Alexさん自身も楽しく執筆し続けられること含めて楽しみに待ってます。 (2020年2月26日 15時) (レス) id: 12b2318568 (このIDを非表示/違反報告)
sayaka(プロフ) - Alexさんの物語は好きですが、ハリポタ原作自体も好き故に読むのを少し躊躇っていました。が、読んで良かったです。続きが読みたくて読みたくて仕方ないのに、読み終わるのがもったいなくて、早く読み進めたい気持ちをぐっとこらえて丁寧に読む、そんな物語を久しぶりに (2020年2月26日 15時) (レス) id: 12b2318568 (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - こにまるさん» コメントありがとうございます！なかなか魔法省パロは無かったので、作ってみました！お口にあったようで光栄です。まだラストスパートには程遠いですが、どのようにあの苦難を乗り越えるのかとか、本編の裏では実は…的なところを意識して書いていきます！ (2020年2月5日 16時) (レス) id: 800cd6aa0a (このIDを非表示/違反報告)
こにまる(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…hpも大好きでAlexさんの文章も表現も大好きで、何より話の作りと運び方がとても引き込まれて…どう転んでも楽しめるしどういう流れになるのかとても気になる作品です…！素敵な作品を産み出してくださってありがとうございます…！！！ (2020年2月5日 16時) (レス) id: 059a5adf8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2019年1月12日 1時
