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os「エミさん、ちょっと紹介したいんやけどええかな?」
外交官であるオスマンさんから、「紹介したい人がいる」と言われて紹介された女性がいる。
「こんにちは、Aです」
金色の髪に青い瞳。すっと通った鼻筋と、白い肌。およそ日本人離れした彼女に、どうとも言い難い何かを感じた。
eml「…どうも、エーミールです。日本語がお上手ですね」
「父が日本で大使を務めております。イギリスの駐在大使。ご存知ですか?」
os「ミス・A。彼は私のような政治畑の者ではなく、彼は軍人です」
すると彼女は「oops」と言って口元を隠す。
「失礼しました、エーミール…」
eml「少佐です」
「少佐…と言いますと、イギリスでは、」
eml「Major、でしょうか。陸軍を基準に考えれば、の話ですが」
彼女は下唇を噛み、品定めするような目でこちらを見る。
「英語もお上手ですね」
eml「空軍に従軍しておりますから」
生まれた時から、軍人になるために勉強をしていた。それが当たり前だと思っていた。だから軍人になれたし、それに疑問を持たなかった。ただ、今日この時ほど疑問を持たなくてよかったと思った日はなかったと思う。胸のバッヂを誇らしげに彼女に見せつけることができたのだから。
しかし、Aさんはそんなバッヂには目もくれず、その青い瞳でじっとこちらを見る。
「空を飛ぶ時、どんな気持ち?」
バッヂを磨いてきても、彼女は何も触れない。
「ねえ、日本で一番高い山は何てところ?」
綺麗な布を見せても、目を輝かせない。
「エーミール、あなたのご実家はどんなところなの?」
軍のお偉いさんからもらった勲章については、見さえしなかった。
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Alex(プロフ) - ヒガンバナさん» ご覧いただきありがとうございます。最後がどうなったかは想像にお任せします。 (2021年5月23日 12時) (レス) id: 6a083d532e (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - 紅華さん» ご覧いただきありがとうございます。特に続きは考えておりませんので、妄想などご自由にお楽しみください。 (2021年5月23日 12時) (レス) id: 6a083d532e (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - きのこっこさん» ご覧いただきありがとうございます。続きはありませんが、他の作品もぜひお楽しみください。 (2021年5月23日 12時) (レス) id: 6a083d532e (このIDを非表示/違反報告)
ヒガンバナ(プロフ) - わぁ…終わっちゃった…いや〜やばい、最高にかっこいい教授様が見れる作品見つけちゃったよ…。これからの展開は妄想繰り広げて勝手に拝んでます…。それはそうとマジで最後の台詞かっこよかったです…!もう大好きです! (2021年5月23日 2時) (レス) id: 8c928a976f (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - お…終わっ、た…マジですか…いや、あの、最後の教授の言葉、凄くワクワクしたのですが、そこで終わりですか…いや〜妄想が膨らみますね〜(白目) それは置いといて、とても面白かったです!特に1番最後の話の教授の言葉!大好きです! (2021年5月23日 0時) (レス) id: b364185eed (このIDを非表示/違反報告)
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