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被っていたヘルメットを無造作に床に放り投げ、彼はベッドの縁に腰を下ろした。転がったヘルメットを机の上に置き、彼から一歩引いて様子を覗う。
「…ごめん…」
syp「それは何に対しての謝罪っすか？」
「魔術師として三流レベルだってことに対して」
自分で言ってて悲しくなったが、彼の怒りを収めるにはこれしかない。
syp「俺が謝罪してほしいのはそれじゃないっす」
手を掠め取られ、ぐいと引き寄せられた。
ショッピ君を脚で挟むようにしてベッドに膝をつく。
syp「あんたは誰のマスターなんすか？」
首元ですんすんと鼻を鳴らした。
syp「アーチャーの魔力、めっちゃ匂いますけど」
「それは…魔力を供給したから、だけど…」
syp「どうやって？」
じとっとした目で尋ねる。
syp「嫌やな…あいつの魔力、まだ残っとるやん」
普通、そういう行為の時は昨晩のゾムさんのように、キスから始めるのがセオリーみたいなもんだと思った。しかし彼は、ごろんと態勢を変えてベッドに押し倒し、履いていたパンツと下着を強引にはぎ取る。外の空気に晒された部位は、昨晩の行為の後から何も手つけていない。中にはまだ彼の液体が残っているだろうし、匂いだってするだろう。無遠慮に中に指をつっこみ、掻き出すように動かした。
「ちょっと、」
syp「なんすか？濡れてるじゃないっすか」
変な期待はしていないつもりだ。それなのに、自分の気持ちとは裏腹に完璧に準備は整っていたらしい。認めたくはないが、きっと次に彼から出てくる言葉はこれしかない。
syp「いやらしい女っすね」
「…やめて…」
ここで初めてキスをされる。薄い唇が上唇を食んだ。無理に中をこじ開けようなんてことはしない。それが彼のやり方だ。いつも口を開けて、続きを促すのは私の方。今日も例に漏れず、彼の舌が侵入できるくらいの大きさで口を開いた。しかし、いつものように彼は入れてくれなかった。顔を離し、またあのじとっとした目でこちらを見る。
syp「そうやってあいつのことも求めたんすか？」
「違うってば…あれは仕方なくで、」
syp「仕方なかったら誰とでもやるん？」
「そういうわけじゃないけど…」
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骸(プロフ) - Alexさんの作品いつも読ませて頂いてます。Alexさんの書く世界観がとても好きです。ところで質問ですがrbrさんのモデルとなった人物ってありますか？あったら名前を教えていただけると嬉しいです。 (2019年5月30日 0時) (
レス) id: 8d449d26e0 (このIDを非表示/違反報告)
もぐ(プロフ) - 前々からAlexさんの作品が大好きだったので、このfateパロ作品が見られてとても嬉しいです。サイトを移行すると見たので、こちらのサイトでまた見られて嬉しいです。更新楽しみにしてます (2019年1月3日 18時) (レス) id: cce4af5beb (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - ろっぴさん» お待たせしました！徐々に更新して参りますので、ぜひご覧くださいませ！ (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - いちごねこ(コハル)さん» コハルさん、ありがとうございます！これからはこちらで更新しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
ろっぴ(プロフ) - このような作品まってました!!!!更新頑張ってください!!!! (2018年12月30日 21時) (レス) id: 213a7ff013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2018年12月29日 22時
