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自分が見たものを彼らに伝えた。キャスターはロボロという魔術師。彼はマスターを殺し、他のマスターの生き血を求めている。アーチャーのマスターはロボロに捕らえられ、生き血を提供していた。それを助けるために、私を攫った。そして、今はどんなサーヴァントか知らないけれど、ある一組のサーヴァントとマスターが捕まっている。ただ、その教会は跡形もなく吹っ飛んで、彼らの生死は不明。命からがら逃げ帰ってきた。
syp「…つまり、こいつはAさんと引き換えに、自分のマスターを助けようとしたってことっすか？」
「要約するとそんな感じ」
syp「事情はよく分かりました。やっぱり殺しましょう」
再びハルバートを取り出した。
「ダメだって」
syp「なんで？」
「なんでって…き、騎士道に反する…から…」
寝ている敵を襲うなんてよくない。
syp「そうっすか。俺、騎士でもなんでもないんでセーフっすね」
「待って、待って。…ちょっと、待ってってば」
syp「Aさん、なに絆されてるんすか？」
「…それは、その…」
彼の言う通りかもしれない。私は一種の情のようなものをゾムさんにかけている。
syp「…もういいっす。帰りましょう」
扉から出るショッピ君に続いて、自分も外へ出た。
***
「ショッピ君！」
ホテルの部屋に戻り、後ろ手で扉を閉める。部屋は散乱などしておらず、むしろ綺麗になっていた。恐らくエーミールさんが直してくれたんだろう。ずかずかと歩いていった彼は、部屋に入ってすぐの所で立ち止まっていた。
「なんでそんなに不機嫌なのか分かんないんだけど…」
明らかに機嫌が悪い。ただ、それが何故なのか分からないでいた。
「もし…その…私の魔術師としてのレベルが低すぎるってなら謝る。エーミールさんくらいレベルが高ければ、ゾ、…アーチャーに攫われることも無かったし」
恐らく、私のレベルが低すぎて怒っているのではないか、という結論に至った。今回私が選ばれたのは、特権のおかげだ。間桐という有名な魔術一族の血を引いているからにすぎない。でも、その血は限りなく薄いものだと思う。私の魔術回路はよく見れば間桐家のものに似ているが、そんなの言われなきゃ自分でも分からない程度。
「あの、」
syp「いや、もういいっす」
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骸(プロフ) - Alexさんの作品いつも読ませて頂いてます。Alexさんの書く世界観がとても好きです。ところで質問ですがrbrさんのモデルとなった人物ってありますか？あったら名前を教えていただけると嬉しいです。 (2019年5月30日 0時) (
レス) id: 8d449d26e0 (このIDを非表示/違反報告)
もぐ(プロフ) - 前々からAlexさんの作品が大好きだったので、このfateパロ作品が見られてとても嬉しいです。サイトを移行すると見たので、こちらのサイトでまた見られて嬉しいです。更新楽しみにしてます (2019年1月3日 18時) (レス) id: cce4af5beb (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - ろっぴさん» お待たせしました！徐々に更新して参りますので、ぜひご覧くださいませ！ (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - いちごねこ(コハル)さん» コハルさん、ありがとうございます！これからはこちらで更新しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
ろっぴ(プロフ) - このような作品まってました!!!!更新頑張ってください!!!! (2018年12月30日 21時) (レス) id: 213a7ff013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2018年12月29日 22時
