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それは何故か。
彼の十字架の斜め上、ぷかぷかと浮いていたのは俺のマスターである大先生だった。ただ浮いてるだけならまだいい。大先生の手からは何か管のようなものが伸びており、その管は十字架にくくりつけられている男のマスターの口に入れられていた。
rb「ええ装置やろ？」
ロボロは笑いながらそう言うが、未だにこの状況を信じられない自分がいる。大先生から男に血が供給され、それがロボロのマスターの体内に入ることで、血液が循環し、ロボロのマスターの魔力を持った血液が出来上がるらしい。
rb「別の誰かのマスターの体液じゃ、魔力供給の効率悪いねん。もし女やったら、こういう供給の仕方はせんけどな」
もう無意識だった。いつ取り出したのかも定かではないが、自分の手には弦と矢があって、焦点をロボロに定めていた。
zm「今すぐやめさせろ。さもなきゃお前を殺す」
驚く程低い声が出た。
rb「それはできひんなあ。…でも、条件次第では返したってもええけど」
男はニヤっと笑ってその条件をつきつけた。
rb「三騎士の一人、ランサーのマスターと交換やったらええよ」
***
「ってことは…私もその…血液を採られちゃうんですか…」
zm「言うたやん。女やったら別の供給の仕方があるって」
「最悪…」
女は頭を抱え込んだ。恐らく明日になれば女も魔力供給の一部にされるだろう。ベッドか何かにくくりつけられ、男とはまた違う方法で供給することになる。
「でも今は、ゾムさんのマスターさんが心配ですね…えっと、大先生でしたっけ？」
zm「…協力してくれるん？」
「協力って言っても、その…共闘することは難しいですけどね。私、そんな戦いに特化した魔術師でもないですし」
まあ、そこまで望んではいない。ただ、こいつのサーヴァントは何かと役に立ちそうだ。
zm「俺もそこまで言うつもりないわ。せやから、一つだけ協力してくれ」
ここから出れたらそれでいい。
zm「俺に魔力分けてや」
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骸(プロフ) - Alexさんの作品いつも読ませて頂いてます。Alexさんの書く世界観がとても好きです。ところで質問ですがrbrさんのモデルとなった人物ってありますか？あったら名前を教えていただけると嬉しいです。 (2019年5月30日 0時) (
レス) id: 8d449d26e0 (このIDを非表示/違反報告)
もぐ(プロフ) - 前々からAlexさんの作品が大好きだったので、このfateパロ作品が見られてとても嬉しいです。サイトを移行すると見たので、こちらのサイトでまた見られて嬉しいです。更新楽しみにしてます (2019年1月3日 18時) (レス) id: cce4af5beb (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - ろっぴさん» お待たせしました！徐々に更新して参りますので、ぜひご覧くださいませ！ (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - いちごねこ(コハル)さん» コハルさん、ありがとうございます！これからはこちらで更新しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
ろっぴ(プロフ) - このような作品まってました!!!!更新頑張ってください!!!! (2018年12月30日 21時) (レス) id: 213a7ff013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2018年12月29日 22時
