その９８ 平和。 by主人公 ページ19
「こんなのおかしい！間違っているウホ！」
吾琥叙は混乱している。
『君は何を言っているんだい？今までのが誤りなんだよ。』
「そんなことない！私が正義で、アンタが悪役！それがこの世の理！」
『違うよ。悪が亡びるのがこの世の理である。』
ま、それぞれの立場によって「悪」の定義は異なるけどね。
「この世の中は、私が全てなの！私の言っていることが正しいの！ウホッ！！」
『それは、君が勝手に思い込んでいるだけでしょ？』
「ちょっと！セコム達、どうして何もしゃべらないのよ！私の味方でしょ！？」
吾琥叙の動揺が手に取るようにわかる。
「さっき言った。」
「もう私達はお前の味方ではない！」
元セコム共、よく言った！
「ウッホォォォォォォォォォォォォ！！」
「此奴、暗黒物質を食べさせれば正常な思考に戻るのかな？」
社長のサイコパス説が浮上。
「そうじゃない？幸い、暗黒物質は大量にあるし。」
ついでに結菜の天然説も浮上。
『みんな〜ゴrrrrrrリラに暗黒物質を食べさせましょう！』
「楽しい楽しいゴrrrrrrrrrrリラへの餌やりですよ〜！今ならなんと、一人につき３個づつ手渡すことができます！」
社長がそう言うと、一番客である林が来た。
まだ札が頭に刺さってるけどいいのかな？
「一番右にあるヤバいオーラ放っている奴を３個ください！」
「まいど！」
「あと、今まで本当にごめん。」
「いいよ！林には充分に暗黒物質を与えたし、なにより林は催眠術にかかっていたんだから！」
蒼が来た。
「俺は、そのピンク色の可愛いゼリーが欲しい！」
『蒼、そういう趣味あったんだ……。』
「残りそうだったから気を利かせてそれにしただけだし！」
少しふざけて言っただけだが、蒼は気にしているようだ。
「私もそれが欲しい！」
華恋も来た。
「あ、じゃあ、華恋様に譲る。」
「安心して。まだ沢山あるから。ちなみに、自分で食べてもいいよ！」
「さすがに自分では……。でも、少し興味あるかも。」
興味あるのかよっ！
「あと、もうセコムの制度は崩壊したから、「様」とかつけなくていいし、敬語もいらないよ！」
華恋が林、蒼に言う。
「それにしても、美雪と華恋がまさかスパイだったとはな。知った時、とっても驚いたぜ！」
……でしょうね。
その９９ やめてぇぇぇぇぇ！！ by？？？→←その９７ ………？ byセコム共
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あめーじんぐ - 紅葉さん» 返信ありがとうございます！これからも応援してます！ (2022年3月3日 22時) (
レス) id: ec3608fd4e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - あめーじんぐさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2022年3月3日 13時) (レス) id: ab000dc964 (このIDを非表示/違反報告)
あめーじんぐ - 初コメ失礼します！前から読ませていただいています！この作品大好きです！！これからも、頑張ってください！ (2022年2月28日 20時) (レス) id: ec3608fd4e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - ピノさん» ありがとう！！！！！ (2022年2月25日 14時) (レス) id: ab000dc964 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ - だいぶ遅くなりましたが、続編おめでとうございます！ (2022年2月23日 19時) (レス) @page14 id: cbddf509f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅葉姫 | 作成日時：2022年1月31日 14時
